コロナ禍での医療事務の変化
コロナが騒がれ始めて、世界中に広がって、非常事態宣言が出されて、そして解除と、今まで経験したことのない数か月でしたね。医療の世界も随分と変わってきました。「医療従事者の方ありがとう。」と安倍首相を始めとして世間でも感謝される立場に。「医療従事者は自分の健康や安全よりみんなの幸せ」「奉仕と犠牲の精神」みたいな存在になりつつあります。
さて、そうは言っても医療従事者だって自分や自分の家族にうつされたくないですし、自分の病院、クリニックからコロナを出したら評判にも関わってくる。給料も半減するかもしれません。そんなこんなで段々と重装備になりました。
汚い絵ですみません💦このマスク+フェースガード、一日つけてると頭が痛くなりませんか?私の場合、眼鏡もかけてるもんで頭のあちこちが締め付けられる感じ。そのうえ夏場はとにかく暑い!この上、ゴム手袋までして患者応対するものですから、この夏熱中症になりそうです。こんなんじゃ、耳の遠いお年寄りとまともな会話もできないですし、電話に出るのも一苦労。フェースガードをしてることを忘れて電話に出ると受話器がさえぎられて声が聞こえなかったり、受付あるあるですかね。
秋冬になると・・・
さて、これだけ防御しても秋冬がやってくると、コロナ以外にも世間では風邪が蔓延します。インフルエンザも流行するでしょうし、インフルエンザワクチン接種も従来よりかなり多い人が押し寄せるはずです。今年は肺炎球菌ワクチン、風疹ワクチンもなぜかとても多いと思いませんか?対象者になった方はもちろん、自費でもと多くの患者様が来院されます。とにかくワクチンというものはとりあえず受けておこうという気持ちからでしょうか。
秋冬はそれでなくてもインフルエンザワクチンと普通の診察でごった返す毎日なのに、その上コロナ対策なんて今年の秋冬は侮れません。
インフルエンザの人と、風邪やコロナの患者様をどう見分けて、どう診察するのか?別部屋に通すのか、電話診察、オンライン診療をするのか、ワクチン接種はどの時間帯にするのか等々。今から院内導線も含めて考えておかないと大変なことになりそうです。
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