薬局選びの裏技から学ぶ

レセプト時期ですね~

今週はレセプトチェックとインフルエンザの予約開始と通常業務で、目の回るような1週間でした。やっと明日レセプト伝送。医療事務員の皆さま。あと少し頑張りましょう。


調剤報酬を安くする

面白い記事を見つけました。
薬局で「処方薬の薬代」を節約する5つの工夫 DIAMOND onlineより

私なりに薬局をどう利用したら安くなるのか、それは現実的なのか、考えてみました。

  1. 門前薬局をやめて、チェーン薬局にかえる(でも病院の近くにある薬局の方が便利だよね。具合が悪くて病院行ってるんだから、お薬もすぐもらって帰りたいし・・・)
  2. 後発品の調剤が少ない調剤基本料1の薬局にする(それってすぐわかるもの?掲示物をきょろきょろ探すのもね~。直接聞いてから「やっぱり他行きます~。」なんて言いにくいよね)
  3. お薬手帳は、必ず持っていく(?調剤基本料2.3なら持って行っても行かなくても500円かかる???うーんわからない・・・)
  4. 一包化や混合調剤はやめる(薬が1.2種ならいいけど、大量にあったら、一包化されてる方が便利なんだけど~)
  5. かかりつけ薬剤師指定をせずに、親しい薬局を作る(え!ついつい断れない性格なんで、「かかりつけ薬剤師になりますよ」って言われるとねえ~。「結構です!」とは言えないもんです。)
  6. ジェネリック薬を使用する(これは当然利用すべき、でもまれに身体に合わない人もいるって聞くし・・・)
医療の診療報酬も難しいですが、調剤報酬も分かりにくく、難しいですね。利用者は、具合が悪くて病院に行き、薬をもらうもの。色々考えるより、手軽で素早く処方してくれるところ選んでしまうのが常ではないでしょうか。お金のことより、受付の対応の良さとか、待ち時間の少ないところとか、サービスのいいところとか(試供品をくれたり、飲み物サービスがあったりとか)。
病院と違って、薬剤師から出される商品(薬)は同じものなので(病院の場合は、医師の方針によって、診療内容が変わるもの)より医療より接客の質が求められる業界のように思います。


まとめfc2blog_2017053123170448c.jpg

利用者はより安く、病院も薬局も品定め出来る時代になってきました。医療も調剤も基本はサービスです。報酬について聞かれた時にスラスラと丁寧に説明できるようにしましょう。
そして、医療の質は勿論のことですが、競争に勝っていくためには、サービス向上は必須。「少しお高めでも、こっちの方がいいわ。」と選んでもらえる病院・薬局になるよう努力が必要ですね。

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力価を求める裏技

力価の求め方


医師事務作業補助者としてドクターの隣に座っていると色々な場面に出くわします。ドクターがいつも出している錠剤の薬を散剤に計算しているところに一人の救急患者様が来られました。救急患者様への対応のため、急きょドクターがその場を離れることに。「力価出しといて。」そう言ってその場を離れてしまいました。

「力価???」自慢じゃないけど、小学校中学校と算数数学が大の苦手だった私。バリバリの文系人間です。「力価なんてわかる訳ないじゃん!」ただの医療事務なんだし・・・

でも、こういう時にさらっとドクターのお役に立てること、それが医師事務作業補助者として一番大切なことです。そう、どんな手を使ってでも。

ドクターのいない間にあれこれ、過去のマニュアルを探してみると、ありました!

誰でもわかる力価計算方法と書いたページが!

Q:リン酸コデイン1%散剤 20mg(力価) 


力価の出し方➡医薬品の濃度(%)の数字を10倍して、それで力価の数字を割る
つまり、1×10=10 20÷10=2


A:2g



マニュアル通り計算すると、理屈がわからないまま、答えを出せてしまいました。ドクターが帰ってきてから、「先生、2gですかね~。」と答えてみると、ニッコリ笑って「正解」と言って下さいました。ドクターからすると本気で私に力価を計算させようと思った訳ではなく、お手並み拝見といったつもりだったのでしょう。どんな手を使ってもドクターの片腕に近づけるのは嬉しいものです。



一応詳しい計算方法を説明すると

リン酸コデイン1%散剤 20mg(力価) 


1%というのは、リン酸コデインという医薬品1g中に含まれる成分が1%(つまり10mg)ということです。




それを20mg必要なら何g必要か?と考えると

1g:10mg=X:20mg

X=2g


医療事務でも最低必要な単位


正直、上記のような力価など、医療事務で求める必要はありませんが、それでも最低限知っておくといい単位表があります。小学生に戻った気持ちで復習しておきましょう。








更にこれを覚えておくと便利です。















まとめ


如何でしたか?gとか%とかって、算数の基本なんでしょうが、昔から「10gの食塩で5%の食塩水を作るには何gの水が必要?」なんて問題が大嫌いな私にとって、このような単位は本当に難問奇問。何事も小学校の基本って、大切ですよね。今更ですが、もっと勉強しておけばよかったなあ~と思います。






お!さすが医療事務のプロと思わせる裏技

医療事務のプロを装う裏技

このブログを訪れてくれている方は、きっと私のことを「医療事務がよくわかっているのだろうなあ~。」と勘違いされている方も多いのではないでしょうか。
答えは「No!」です。
特別理解力がある訳でもなく、特段勉強してる訳でもなく、極々普通の人間ですので、一度調べたこともその場ではわかっても、すぐに忘れてしまいます。それでも「お!この人、医療事務のプロだな!」何故か思われてしまうには訳があります。今日は私の裏技、こっそり教えちゃいますね。

裏技その1 疑問点は、はてなノートに残す

医療事務をしていると色々な算定に出会います。ルーティンのように出会う初診料、再診料は基より、その日初めて出会う算定もあります。業務中は、算定に悩んだ場合もなんとかその場で誰かに聞いたり、調べたりして切り抜けることと思います。しかし、そのあとが肝心。「あれ?なんだっけ?」ってつまずいたりしたことはすべてノートに書いて残しておきます。メモではだめですよ。何故ならどこかに行ったりしてわからなくなるからです。必ずノートに日付とわからなかったことを書いて残しておくのです。殴り書きで結構!自分さえ読めればいいのですから。私のポケットにはいつでもどこでも書けるように、小さなノートをしのばせてあります。後からゆっくりと、このはてなノートの内容、見直して調べておきます。


裏技その2 診療点数早見表を友とする

事務室内に診療点数早見表を備え付けてありますよね。私のところでも、事務員4人ではありますが2冊常時備え付けてあり、全員が使いやすいように、一番手の届きやすいところに置いてあります。
家に帰れば勿論自分用にも診療点数早見表を置いています。高いですが、点数改正の度に毎回購入することをお勧めします。本棚に立てかけて置くのではなく、私はリビングに置いてあります。気になったらすぐに調べられるように、新聞を置くように診療点数早見表を置いておくのです。ちょっとゴロンと枕にするにも丁度いい高さですし、いつでもパラパラとめくる友。そういう存在です。同時に付箋をぺたぺたといつでも貼りつけられるように表表紙の間にはさんで置きます。



裏技その3 ミニ診療点数早見表を作る

ノートの取り方って大切ですよね。「東大生のノートは必ず美しい」という本が一時流行りましたよね。本当にノートって大切。折角調べたことも、まとめないと頭に入りません。

私はバインダー式のノートを使って業務のことはまとめています。そうすれば後から足したり引いたりが簡単に出来るからです。愛用しているのはA5サイズの、なるべく沢山はさめるタイプの背表紙2cmほどのもの。個人的にはmarumanの透明シリーズが気に入っています。このノートでミニ診療点数早見表を日々作っています。ノートに必ずインデックスもつけましょう。あと出来れば、最後にわかりやすくなるように裏表紙に自分用の索引をつけておくと便利です。


まとめ

如何でしたか?あとは、作ったミニ診療点数早見表をいつも業務中に持ち歩くだけ。何か困ったり、聞かれたら、さっとこのノートを引くとすべてが書いてあるという訳です。すぐに答えられると「お!さすがプロだな!」と相手を勘違いさせることが出来るってわけです。日々のほんの少しの作業を繰り返すだけで、本物の診療点数早見表より使いやすい自分だけのミニ診療点数早見表が出来上がりますよ是非お試し下さい。


請求漏れを防ぐ裏技

久しぶりの裏技シリーズです。

最近、こんなことが起きました。完璧だと思っていた管理料の取漏れが発覚!毎月、漏れなく算定するために、あらゆる工夫をしていたつもりだったのですが、起こるべくして起きてしまいました。幸い、レセプトチェック時に気がついて請求までには間に合いましたが、患者様に追加分をあとから請求することになってしまいました。反省をこめて漏れなきための裏技です。





事例 在宅酸素療法指導管理料


在宅酸素療法指導管理料(2400点)+酸素ボンベ加算(880点)+酸素濃縮装置加算(4000点)+呼吸同調式デマンドバルブ加算(300点)+在宅酸素療法材料加算(100点)


毎月、上記管理料を算定している患者様です。春から夏にかけて、入院されていたので、しばらく来院はなく、当然在宅酸素療法指導も行っていなかったので、算定はありませんでした。8月に他院を退院され、当院に戻ってこられ、久しぶりに在宅酸素療法指導管理料を算定することになりました。

電子カルテには、管理料の漏れがないよう、メモ欄に「在宅酸素算定のこと」と記載してありました。


通常、当院の医師は、再診者の電子カルテを記入する際、一旦、前回のカルテをdo(コピー)し、中身を書き直すようにしています。今回も入院する前の最後のカルテを「前回do(コピー)」したはずでした。全てうまくコピー出来ていれば、上記在宅酸素療法指導管理料+すべての加算が、コピーされ、今月も漏れなく算定出来ている筈でした。


しかし、そこが電子カルテの落とし穴!うまくコピーが出来なかったのか、なぜか一部の加算が抜け落ちてしまったのです。正直、医師はこのような加算の沢山ある管理料の場合、患者様一人ひとりがどれに当たるのか分かっていない場合もあるので、本体の管理料があるので、安心してしまったのでしょう。


その後、医事でも飛んできた電子カルテをチェックする際、漏れなきようチェックすべきところを、またしてもここでもすり抜けてしまったのです。




原因



  1. 診察室にて:電子カルテのメモ欄に「在宅酸素算定のこと」と書いてはあったが、何の加算が必要かまでは、記載していなかった。

  2. 医事にて:酸素の算定の場合、必ず、個人酸素管理表と照らし合わせながら算定していくべきところを、気のゆるみで、加算部分までチェックしていなかった。





対策


このような単純な請求ミスは、ちょっとした工夫で防ぐことが出来ます。









  1. 電子カルテの特性を生かし、管理料などの請求漏れが起きたときにアラーム(警告)の表示が出るよう設定する。(電子カルテ会社との相談になります)

  2. 紙伝票の運用を併せて行う(当院では、検査のみ紙伝票を使用していましたが、これからは、管理料もまず、診察室のドクタークラークが紙カルテにチェックをいれ、医事に回すように改善する)

  3. 医事では、管理料算定の際、カルテと管理料一覧表を照らし合わせをするのだが、管理料一覧表に□チェックボックスを作り、そこに☑するように改善する

  4. 一部スタッフの中には、知識が不十分であったことも請求漏れにつながっているので、講習会や勉強会など診療報酬点数の理解を深めるための機会を存分に利用し、全事務スタッフが順番に参加していけるようにする




まとめ


請求漏れは非常にもったいないです。管理料の場合、酸素会社からの請求と合致しないことにもなります。そして何よりも、あとから患者様に請求するのは、非常にご迷惑がかかります。その日のうちにその日の算定を正しくすることが一番重要です。


レセコンチェックの裏技

皆さま、毎日の業務お疲れ様です。電子カルテが一般的に普及し、格段にレセコンチェックは楽になりましたよね。紙カルテの時代は、解読不明な医師のカルテを読み解きながら、一つ一つ、手でコンピューターに入力していくのは、本当に大変な作業でした。大勢待っていらっしゃる患者様のプレッシャーに負けそうになりながら、フルに頭と指を回転させて、正確に迅速に算定していくのは、医療事務の花形の仕事でした。

しかし今は、電子カルテで殆ど入力されて、医事の端末に飛んでくるので、入力修正を少々行う程度で済むようになりました。

それでもコンピューターには処理しきれないような、細かい修正は人間が行わなければなりません。いかに正確に迅速にレセコンチェック(入力修正)をするか、私の裏技をお教えします。



入力チェックの方法


まず、飛んできた電子カルテの情報を見る時、どこから見ていきますか?

まずは、絶対的にこれ!患者様の基本情報をチェックすることです

今から入力しようと思っている人と患者間違いがないか、一にも二にもそれが基本。同姓同名や男性、女性どちらにもあるような名前、大正、昭和などの生年月日の違いって結構あるものです。


次に電子カルテ内の情報をチェックしていきます。

これは膨大なチェック項目が存在しますよね。保険、検査、処方、画像、管理料、病名などチェックしていく項目が盛りだくさんです。

とにかく、自分で優先順位、チェックの順番を決めて一つ一つ丁寧に算定していき、終わったら✔の印をいれていきます。「この程度ならメモなんか要らないよ。」と思うでしょうが、この地道な✔がミスを防ぐ一番の方法(裏技)です。

私の場合は以下のようなチェックメモを作って入力しています。実際のメモがこれ。当院の場合、クリニックなので科は一つなので、この程度のチェックで大体すべて算定出来ます。👇






①受付時に、保険確認をしていると思うので、帰りのレセコン算定時は、番号の確認ではなく、例えば、特定疾患の保険で入力する方ではないか、自費扱いの方ではないかなどをチェックします。 

②検査もほとんど電子で飛んでくると思いますが、一部、電子カルテによっては、飛んでこない場合も。当院では、検査伝票とカルテとの照合をします。






③これが少し、レベルが高い技術が必要かも。カルテを読みこんで、本日した医療行為とレセコンに飛んできた内容が合致しているか、チェックします。 

④外来迅速とは、検査の項目の外来迅速検体管理加算のことです。当院の電子カルテは、手入力で算定しなくてはならないので、敢えてチェック項目に入れています。



⑤初再診  これ、意外にドクターが間違う可能性があるところです。前回の診察から3カ月を経過しているので、初診料が取れるところを病名中止を面倒に思ってか、そのまま再診料を取ったり、なんてこともよくあります。


⑥長期か特処か。特定疾患の患者につきものの貴重な処方加算。算定ミスは勿体無いです。当院でもよくこのミスで、後々減点もあります。後日、患者様に返金する際の説明もややこしいので、そんなことがないように丁寧に算定しましょう。 

⑦患者様によっては、保険を何種類か持っている場合があります。国保と身障、労災や特定疾患など。どの保険を使えばいいのか、どの行為に使用する保険が妥当か、振り分けに気をつけましょう。






⑧管理料  これは、絶対に落としてはいけません。在宅自己注、在宅寝たきり、特定疾患、難病管理料など、カルテを参照しながら、取り漏れのないようにしましょう。






⑨併用禁忌薬 💊  これは、当院のドクターからの要望で必ずチェックしているものです。チェックは電子カルテの裏画面でチェックすることが出来ます。チェックボタンをポチッと押して、チェックするだけなのですが、意外に忘れがちなので、あえて、チェック項目に入れています。 

⑩病名   ドクターは、病名を、つけて検査、処方等をするのが基本ですが、忙しい最中には忘れがちです。レセプトチェック時に手間取らないよう日々の病名チェックを入念にしましょう。






⑪カルテ内には、様々なメモがあるとおもいます。例えば、医事に関しては、未収金があるとか、保険忘れとか。未収金のある方には、前回のお支払いも上乗せして請求しなければなりませんよね。電子カルテでは、情報の共有化が図れるところが便利ですね。






⑫管理表記入  自立支援や特定疾患などは、手書きの管理表で支払い管理をする場合があります。






⑬当院では、患者様の情報で、例えば健康診断の結果表など、患者様から一時的にお預かりして、スキャンを取らせてもらって返却しています。返却忘れのないよう、チェック項目に入れています。



⑭患者様によっては、会計時に紹介状を渡したり、他院への検査予約表を手渡す必要がある場合もあります。渡し忘れのないようチェックします。
⑮カルテバック  患者様のカルテで、紹介状の返信が必要なものや、ドクターにカルテに書き加えて欲しい内容のあるもの(管理料の算定など)は、診察終了後にドクターにバックします。だれのカルテか忘れないために、チェックします。


まとめ


レセコンを迅速かつ正確に入力するのは、難しいことではありません。常に同じ要領で、順番だてて、算定していきさえすれば、ほぼ取り漏れや間違いは生じません。忙しい時ほど、平常心で。それが一番の裏技。落ち着いて算定をしていきましょう。

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なつこ

Author:なつこ
某クリニックの医療事務をしております「なつこ」と申します。
全国の医療事務員の皆さま。診療報酬でつまずいた時、どうされてますか?

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平成30年度診療報酬に向けて日々学習していきますね。

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