レセプトチェックの小道具たち

そろそろレセプトチェックの時期がやってきます。1か月は早いですね。今日も業務終了後の紙レセプト印刷をし、家に戻ったのは9時を回っておりました。家事を終了してやっとパソコンの前に座ることが出来ましたが、週初めだというのに、少々ぐったり。レセプト時期になるたびに年を感じます。昨日、大大ファンの浅田真央ちゃんの「THE ICE」を観に行き、感動のパワーを頂いて参りました。そこで購入した「ベスト・オブ・スケーティング・ミュージック」を聞きながら元気をチャージして、パソコンに向かっております。さて、今日はレセプトを正確に素早くみるための、私の拘りの小道具紹介します。
(あくまでも私の個人的見解ですのでご理解のほど)


小道具その1

①ジェットストリームの3色ボールペン0.7mm(色は 赤 黒 青)
数あるボールペンの中でも指先部分のラバーの感触がしっくりいくところ、握った時のほどよい太さ、そして何といってもペン先の滑りの良さ。筆圧の強い私にはこの0.7mmがピッタリ!かれこれ3年以上、このペン一本で仕事をしております。難を言うとしたら、替え芯のインクがすぐになくなることぐらいかな。

②付箋  スリーエムのポスト イット(できれば黄色)
今まで色々な付箋をおともに仕事をしてきましたが、やっぱり値段のことだけはあります。粘着度がとにかくよい。せっかく貼りつけた付箋が途中ではがれたりしたら意味ないですしね。


③指サック コクヨのリング型紙めくり
年齢のせいか?指に油がないのか大量の紙をさばいていると必ず必要になるのが、これ!この指サックは空気の通りもよくまたほどよく指にマッチするのが使い勝手がよいです。かなり以前、指サックを使う前は「メクール」という固形型のりのようなものを使って指を滑らかにしていましたが、今もあるのかな?最近はもっぱら指サックを使っています。


④筆箱 コクヨのペンケース
これ、最初にみつけたときは、なんて画期的なの!と驚きました。普通のペンケースなのですが、立てて使うことも出来、持ち歩き先で、素早く立てて使える素晴らしさ!よくぞ考えてくれました。と考案者に拍手したい気持ちでいっぱいです。これ、5年前ぐらいに購入したもので、当時あまりの便利さに一緒に仕事をしていた入院係の仲間全員でそろえたのを覚えています。


まとめ

さあ、明日からレセプトチェックを始めます。この拘りの小道具たちをおともに、今月も問題なく終わりますように。皆様も一緒に頑張りましょうね。


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もしも停電になったなら

落雷による停電


今朝早く、愛犬のトイプードルが小さく唸る声で目が覚めました。つけていたはずの冷房も切れていて、?と思って冷房のリモコンをつけようとしたものの、電源が入りません。
辺りは、すごい雨と雷。なるほど、うちのわんこは、この雷に怯えていたようです。おまけに、停電になった模様。慌てて、起き上がって、ブレーカーを点検したものの、戻らず、関電のホームページでチェックしてみると、どうもこの地域一帯が停電したようです。
停電の地帯と復旧時間も書いてあったので、そのまま待っていたところ、約1時間で復旧しました。短い停電でよかったです。冷蔵庫の中も、1時間ぐらいなら、大丈夫ですしね。
でもこういうことがあると、電気の大切さ、改めて実感します。


病院の停電対策


みなさんの病院、医院では、停電対策どうしてますか?いつ、どこで、停電が起きても大丈夫な対策立ててますか?
今回は、休日の停電でしたので、特に大きな問題はないと思いましたが、院長に連絡をして、念のため、診療所の状態を確認してもらうことにしました。

当院は診療所ですので、入院患者様がいらっしゃるわけではないので、休診の時は特に心配はないのですが、一応、冷蔵庫の中の薬剤、電子カルテの状態、CT室の冷房など。明日からの診療に差し障りないかの確認は必要ですのでね。特に電子カルテが立ち上がらないと、全く診療になりません。CTも常に23度を保っていなければならないので、暑い時期は大変です。


でもこれが平日の診療中ならばどうでしょう。電気の復旧の目処が立つまで、診療を止めるしかないのでしょうか。



停電時のルール作り


正直、停電が起きた時、暫くの間は、電子カルテは補助電力で作動するはずですので、特に心配はないはずです。
しかし、一旦、落雷などで電子カルテが落ち、電気は使えたとしても、復旧に時間が取られる可能性もあります。プリンターも使えなくなるかもしれません。
実際一度、午前時午後の診療の合間に落雷があり、その電子カルテの復旧に思わぬ時間を取られたことがあります。そんな時、どうするかスタッフ全員でのルール作りが大切です。


電子カルテが使えなくなった場合



  1. 患者様に電子カルテの故障を素早く伝える

  2. 緊急を要する方のみ、優先して診察をすることを伝える

  3. 保管してあった白紙の紙カルテ、処方せん用紙、予約票を使用し、診察を行う

  4. 患者様には、会計は後日にしていただく。

  5. 電子カルテ復旧後、紙カルテの内容を入力する


会計を後日にしてもらっているのは、多分紙カルテだけで診察をすると、正確な会計をすることができないかも。という恐れからです。もちろん、一件一件、じっくり早見表をにらめっこしながら足していくだけのことですが、処方せん料など、果たして正確に計上できるかどうか。情けない事務員です。普段から電子カルテに頼りすぎている実態が浮き彫りですね。
あと、処方箋も正しくかけるかどうか一度、復習してみる必要もありそうです。
処方箋に関しては、以下の記事も併せてご覧ください。↓
もしもプリンターが壊れたら

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停電などの非常事態になると、どれだけ生活を電気に頼っているのかよくわかります。そんなとき活躍するのが懐中電灯。今日もどこに置いてあったのか探すところから始まりましたが、身近なところに備え付けておくことが必要ですよね。今朝早くの落雷がでしたので、休み中の診療所もどうなっているのか気になるところ。明日は早めに出勤しましょうか。

    湿布薬について

    今年も大阪マラソンに当選しました。今年の倍率は、4.11倍だったようで、2年続けて当選するとは非常に運のいいことだと思います。今年こそ、「達成サブ5!!」目指して朝練を開始しました。朝練をはじめてわずか2週間経過した頃、右足のふくらはぎに違和感を感じはじめ、それでもそのまま走っていると、きーんとこむら返りを起こしてしまいました。悶絶寸前の痛みに座り込んでしまったのは言うまでもありません。
    その日からどうも足に違和感が残るので、本日主治医(当院の院長ですが・・・)の診察を受け、湿布薬を出して頂きました。

    ジェネリック薬 70枚の値段


    もちろんジェネリック薬をお願いし、一般名で処方して頂きました。
    かかった薬代はこの通り。


    最大量の70枚を頂いたのですが、なんと210点×3で630円です!安さに感激です。
    これじゃあ、厚労省から70枚制限受けますよね。これだけ安ければ、誰もかれもドラッグストアで買うことなどせず、出来るだけ沢山、病院で湿布もらいますものね。買うと本当に高いですから。それも全て使い切ることもなく、捨て去られている湿布は、日本全体でいくらの損失になっているか。お役人もいいところに目をつけたものです。
    1回の処方において70枚以上の湿布薬が処方されている人数は月に30万人を超えているとか。枚数制限によって年間数十億円の医療費削減をみこんでいるとのことです。

    ジェネリック利用促進の案内

    先日家族のもとに健康保険組合からこのような案内が届きました。ジェネリックに替えませんか?という御誘いのお手紙。何気にみているとなるほど、なんて安くなるのかしらとびっくり(゚Д゚;)。先発薬に対して拘りのない人やアレルギーのない人なら是非ともジェネリックにすることをお勧めします。

    一般名処方

    ジェネリックを処方するための一般名処方の仕方については過去の記事をご覧下さい。


    一般名処方加算について


    まとめ

    マラソンなどの激しい運動時には、脱水症状がではじめると、こむら返りを起こすようです。こむら返りに対処するには、漢方の芍薬甘草湯もよく効くらしく、マラソンの前日に、必ず飲むことにしています。走っている最中でもこむら返りを起こしてからでも、芍薬甘草湯は効くらしいので、ポーチの中にも一包しのばせています。夏を制するものは、マラソンを制す!を信じて、今日も早速走ってきますかね。では、いってきます。

    ヒフミルくんの謎

    私のお仕えする院長様は、内科医である。専門は神経内科。頭についてはプロ中のプロ。しかし、皮膚の疾患に関してはどうも今一つ苦手らしい。「痒い、痒い」の訴えにはホトホト頭を痛めている。最近そんな院長様につよ~い味方がやってきた。その名も「ひふみる君」。彼は一体何者なのでしょう。


    ヒポクラ(旧ヒフミル君)


    ヒポクラというのが、最近の名前らしいです。うちの院長はヒフミル君と呼んでいますがね。なんとヒポクラはアプリの一つです。




    ほら、このような誰にでも使えそうな普通のアプリです。これは医師専用の<医師専用メディカルアプリ>。➡ヒポクラ

    説明書きには、専門外の疾患に困った時、治療について広く知見を集めたい時、治療のエビデンスを調べたい時など、医師のの臨床現場での課題解決をサポートする!とあります。

    株式会社エクスメディオという会社が提供している無料アプリなんですね。

    他にも「クスリバ」という薬について相談できるアプリも併設しているらしいです。ヒポクラの由来はヒポクラテス。「ITを通じて医師同士がつながること」でより多角的な視点での判断を可能にし、患者にとってより良い選択肢を提供できるようにするがモットーなんですね。


    ヒポクラの使い方


    ①ヒポクラのアプリを開きます。
    ②皮膚の状態を写メで取ります。
    ③簡単な所見を記載し、送信。
    ④わずか10分程度(平均30分だそうです)で、ヒポクラの専門医から返信メールがあります。
    ⑤ヒポクラの専門医の診断を参考に処方をします。
    なんとこれが全て無料!


    驚きですよね。本当に返信が早くて、患者様をあまりお待たせせず、診断が返ってくるので当院の院長は、大変重宝しています。
    何故無料なのかというと、「会員様向けのリサーチにご協力いただく事や、薬剤情報の提供により得られる収益によって、サービスの無料化が可能となりました。より多くの医師の方にご利用いただき、互助の力で、患者様を幸せにする医療を推進して参ります。」とありました。
    ヒポクラの専門医は、スマートフォンのアプリやパソコンから素早く回答をすると謝礼が受け取れるようです。産休中や定年後の先生、勤務中の隙間時間に回答いただける先生を募集しているとか。
    なるほど素晴らしいシステムですよね。まさに医師たちの痒い所に手が届くアプリです

    まとめ


    大きな病院では、いくつも科が存在するので、各科の医師同士、助け合うことが出来ます。しかし、診療所のようなところでは、大抵専門医は一人。他の科に関する疾患は、他の病院や診療所に行ってもらうことになります。しかし、診察を受けに来られる患者様は、ちょっとした皮膚疾患程度だったら一緒に薬をもらいたい。と考えている人が大多数。そんなとき、このヒポクラは、大活躍。診療所の大きな味方です。

    セカンドオピニオン

    転院について



    最近、他院に通院中の患者様が、当院に替わりたいと主治医の了承も得ず、勝手に来院することが多くなりました。
    「友達の誰々に聞いたら、ここがいいって聞いた。」とか「〇〇先生は、ちゃんと話を聞いてくれない。薬も同じままだし、ここの医者の方が評判いいし。」など。患者様には患者様なりの理由があってのことのようです。
    しかし、病気によっては、前医の診療状況がわからないと、継続診療出来ない場合も多いので、そういう場合は、患者様に理解してもらうために、敢えて、診察室で医師から直接、紹介状の必要性を説明してもらうことにしています。
    私たちのような事務員または、看護師から、「紹介状がないと診察がスムーズにいかないんです。」と説明しても、「とにかくとりあえず診てくれ。」と中々ご理解頂けないからです。
    当院は、診療所ですので、「紹介状がないからダメだよ。」などと、無下に断ることはできません。大病院のように、紹介状がない場合の特別加算もありません。それでもより小さな診療所だからこそ、的確な医療を提供するために、是非紹介状を持参してもらいたいものです。


    セカンドオピニオン



    反対に現在通院中の方から、「他の病院に替わりたい。」と言われる場合もあります。そのような時は、必ず紹介状を書いて持っていって頂くようにしています。
    また、病院を替わりたい訳ではないが、「他の先生の話も聞いてみたい。知り合いの〇〇病院の〇〇先生にこのデータを持っていきたい。」などと、言われる場合もあります。
    そういう場合は、セカンドオピニオンです。診療所では少ない事例ですが、【診療所の場合は、そのまま紹介となるパターンが多いですが。】少なからず、生じることもあります。
    その場合には、診療情報提供書〔II〕500点を算定します。

    セカンドオピニオンの流れ





    患者→主治医    他院受診の了解を求める




    患者→セカンドオピニオン医療機関   セカンドオピニオンを申し込む



    主治医→患者   診療情報提供書や検査データ等を受け取る

    〔主治医は、診療情報提供書II  500点を算定〕


    〔カルテに、患者様またはその家族からの希望があった旨を記載します〕



    患者→セカンドオピニオン医療機関   セカンドオピニオンを聞きに行く


    〔主治医宛に診療情報提供書を返送  セカンドオピニオン病院は、診療情報提供書I   250点を算定〕




    患者→主治医  主治医と治療方針を相談


    まとめ



    セカンドオピニオンは、患者様が自ら納得して治療を選ぶための手段で、よりよい治療につなげるための方法です。
    セカンドオピニオンは主治医を替えることを目的としたものではなく、他の医師の意見を聞いて、より患者様が納得して治療を受けるためのものです。
    治療に迷いが生じた場合、主治医を怒らせてしまうのではないかと、勝手に病院を替わるのではなく、正々堂々と患者としての思いを話し、セカンドオピニオンを受けることが1番の治療法です。

    患者の了承なしの家族のみの来院、どうしてますか

    患者様の中には、病気を家族にも隠しておきたい。知られたくない。と思ってる方もいらっしゃいます。例えば癌の告知、治療の方針など、家族の協力が必要なとき、どうやって患者様に納得してもらいますか?今日は最近当院であった3件の事例を紹介します。


    事例1


    先日、こんなFAXがありました。

    「前略、私は、患者○○A子の父、○○B男と申します。(中略) 娘の病気のことで相談したく一度予約を取って頂けませんか。娘は私に病気のことを知られたくないのか、ほとんど話をしてくれません。敬具」

    確かこんな内容であったと思います。

    早速院長に相談したところ、①家族と言えども、個人情報であること。②本人不在のもとで、情報を伝えるわけにはいかないこと。③家族であるかどうか公的確認が取れていないこと。

    などを理由に、「本人様了承の上、一緒に診察にお越しください。」と伝えることになりました。

    その後、家族で話をされたのでしょう。患者様の予約時に、お父様も一緒に診察室に入られ、病状を説明し納得して頂きました。


    事例2


    認知症の患者様です。いつもおひとりで受診されます。「今度、家族の方とも話をしたいので、一緒に来てもらえますか?」と再三頼んでも、やはり一人で来られます。どうも家族には認知症であることを知られたくないようです。(認知症なので忘れてしまうのも仕方がありませんが・・・)
    そんな時は、こちらから、うまく患者様のご家族の携帯番号等を聞き出したり、それもうまくいかない場合は、行政に介入を依頼します。
    その後、行政の介入で離れて暮らす息子さんと連絡を取り、来院していただき、現病状を説明することができました。「認知症がかなりすすんでいること。車の運転は危険なこと。などなど。」離れて暮らしていた息子さんにとっては寝耳に水だったようで、かなり驚かれ、その後治療に家族が係わってくれるようになり、患者様の状態は安定してきました。


    事例3

    独居の女性です。少し認知症が心配であると来院されました。診察の結果、軽度認知症の診断。毎月、定期的にきちんと模範的に受診されます。薬の飲み忘れもないようです。
    先日、この患者様の姉と名乗る方から突然電話がありました。「実は、妹のことで家族が困っています。認知症が原因かもしれません。妹とは関係がうまくいっていないので、彼女に内緒で先生にお話を伺いたいのですが、よろしいでしょうか。」と。
    事例1と同じく、①家族と言えども、個人情報であること。②本人不在のもとで、情報を伝えるわけにはいかないこと。③家族であるかどうか公的確認が取れていないこと。を理由に、一緒に来院されるようお伝えしました。
    この患者様は以前診察の折に、「姉があれこれうるさくて、ストレスになっている。」と話されていたこともあり、たとえ家族という証明があったとしても、患者様の人権を尊重し、家族と言えども本人不在の場での診察は不適当と判断しました。
    「その後は家族でまず話をします。」と電話をきられました。どういう結論になったのか。現在進行形の事例のため、今はお伝えできません。


    まとめ


    病気になると家族の協力は不可欠です。しかしながら、家族の関係は他人からは推し量ることはできません。様々な角度から患者様の現在おかれている状況を的確に判断することが必要です。事務として出来ることは、来院されるときの患者様の状況(付き添いはいるか。家族の関係性はどんな様子か。仲がいいのか。険悪なのか。)を観察し、スタッフ全員と共有することが必要です。出来れば本人のみならず、家族の連絡先も聞き取り、カルテに記載するなどしておくと後々とても役に立ちます。

    一部負担還元金って知ってましたか?

    先日、夫の健康保険組合から「保険給付決定支払通知書」なるものが送られてきました。夫に尋ねてみたところ?「全く何のことやらわからない。」とのこと。どうも11000円を還元してくれるということらしいのです。
    確か、歯科で一度30000円を超える支払があったのは承知していましたが、高額療養費に相当するほどの額でもなく、当然こちらから何か働きかけた訳でもなく、二人で???と頭をかかえてしまった訳です。

    一部負担還元金






    実物がこれです。一部負担還元金として、11000円振り込みます。と書いてあります。外来で一度だけ歯科で処置をした額が、自己負担分が31000円。高額療養費制度なら夫の収入からすると、入院などの高額にならない限り、制度が利用できません。ではこれは、一体どんな制度なのでしょう。夫の健康保険組合のホームページを調べてみました。


    付加給付制度






    なんと、「一部負担還元金として、被保険者は20000円を控除した額が支給されます」と書いてあるではないですか!!!

    それも何も手続きをしないでも勝手に返してくれるなんて、なんて素晴らしい制度なんでしょう!!!How wonderful!


    夫の場合、窓口支払額が31000円でしたので、31000円-20000円で=11000円。11000円が戻ってくるということです。

    ちなみに家族も窓口支払額が30000円を超えると、自動的に控除した額が戻ってくるようです。




    今まで全く知らなかったこの制度。夫の健康保険組合独自の控除額ですが、調べてみると各会社の各健康保険組合によって多少の控除額の違いはあるものの、この制度があるようです。25000円控除のところや、家族も共に20000円控除のところや多種多様。

    更に調べてみると、

    付加給付制度とは、従業員が700人を超えるような大手企業などの健康保険組合(組合健保)が行なっている「1ヶ月間にかかった医療費の自己負担限度額を決めておき、限度額を超過した費用を払い戻す制度」のこと。

    公的医療保険には高額療養費という、病院窓口で支払う医療費を一定額以下にとどめる為の制度がありますが、さらに上乗せする独自の給付制度が付加給付です。国民健康保険にもない制度。
    付加給は健康保険の被保険者だけではなく、扶養家族(被扶養者)も対象。

    とのことです。


    まとめ


    医療事務に携わっていて、保険制度のことは多少詳しいつもりでいたのですが、今回のことは全く知りませんでした。

    今まで、この制度を利用するほど家族が病気をしなかったことが幸いであったのでしょう。この素晴らしい制度は、例えば100万でも200万でも健康保険組合が自己負担額の20000円を超えた額は支払ってくれるということです。正直、従業員の多い会社に入れば、民間の生命保険に入る必要もないのかもしれませんね。

    あなたが支払った医療費の見方教えます。慢性疼痛疾患管理料

    先日、義母が庭の段差を踏み違えて、腰を強打し、歩くのにも支障があると近隣の整形外科を受診したました。レントゲンでは大きな異常が見当たらなかったのですが、リハビリをした方がいいということで、2か月ほどコツコツとリハビリに通っていた時があります。下記はその時の医療費明細書。今日は慢性疼痛疾患管理料について勉強します。


    慢性疼痛疾患管理料 130点




    上の赤ペンで囲んだ部分に注目。早速、診療報酬早見表をチェックしてみると





    要約すると、「外来の患者で、慢性的な疼痛病名を主病とする患者で、リハビリを行っているものに月1回130点の管理料がとれる」ということですね。「リハビリの分はその管理料に含まれ、特に届出は必要ない」と書いてあります。

    月の途中からの算定の場合

    慢性疼痛疾患管理料を算定する場合に、同月内に消炎鎮痛等処置は同時算定出来ないとあるが、月の途中に発症し、この管理料を算定した場合は、その最初の月に限り、その算定以前の消炎鎮痛等処置は算定できる。
    算定日をレセプトの「摘要」欄に記載すること
    算定日以降の再診料の外来管理加算、消炎鎮痛等処置は算定
    算定日以前は、外来管理加算の算定

    参考

    原則として、下肢痛に対し慢性疼痛疾患管理料の算定は認められない
    慢性疼痛疾患管理料はリハビリ療養を行った場合に算定できるが、但し、湿布処置のみは不可✖
    初診・再診時どちらでも算定できる


    まとめ


    実は、普段内科的疾患の患者しか目の当たりにしないので、改めて整形外科にも医学管理料があることに新鮮な驚きを覚えました。改めて勉強してみるとなるほど、どの科にもそれぞれ、慢性的な疾患には管理料が存在するということですよね。分かり切っていたと思っていた医学管理料。また一から勉強です。
    その後、熱心にリハビリに通った母は、腰痛も回復し、整形外科通院も終了しました。私も5年前に足首を骨折したことがあり、ギプスが外れたあと、せっせとリハビリに通ったことがあります。整形外科はとにかくリハビリを真面目に続けるか否かで、回復の度合いやスピードが違ってきますよね。整形病名で通院の皆さま、日々のリハビリでの効果が感じられなくても、是非とも時間を作ってでも、じっくりと通ってくださいね。きっと後の回復が違ってきますよ。











    Q & A 初診料

    医療事務の本って、分かりにくいですよね。私はわからない時は、まず診療報酬早見表を声に出して読むことにしています。それでもわからない時は、保険医協会に電話で問い合わせをします。色々質問をしたくても、書いてあること自体が理解できないとか、基本すぎて恥ずかしくて聞けないという貴方。今日から時折、診療報酬の基本のQ&Aコーナーを立ち上げることにしました。よかったら覗いてみて下さいね。あなたの悩みが解決できるかも?しれません。
                2012-12-02 00.01.03




    初診料

    Q1 初診の患者。家族のみが相談で受診に来ました。初診料は算定出来ますか?

    A 初診料については、必ず患者本人を直接医師が診察することが必要です。家族のみが受診に来たとしても初診料は算定出来ません。こういう場合は、家族に説明をし、自費扱いとします。


    Q2 電話での問合せ。患者本人からの電話で医師が症状を聞き、指示を行いました。初診料は算定出来ますか?
    A 患者本人からの問い合わせであっても、直接診察をした訳ではないので、初診料は算定できません。Q1と同様、自費扱いとなります。ただし、電話による再診は算定できます。

    Q3 診療所で世代交代がありました。二代目医師が診察を引き続きする場合、新たに初診料を算定できますか?
    A 初代の医師とは違う医師ではありますが、同一診療所内での引継ぎですので、カルテもそのまま継続されるため、初診料は算定できません。再診扱いとなります。

    Q4 月に2回、初診料を算定することはできますか?
    A 初診料を算定する場合は、それ以前の全ての病名が「治癒」「中止」になっている必要があります。こうなっていれば月に2回以上の初診料の算定もあり得ます。

    Q5 病院に勤務していた医師が、独立し、診療所を開業しました。病院で診察していた患者をそのまま新しい診療所で診察継続する場合、初診料は算定できますか?
    A 同一の医師ではありますが、新しい保険医療機関となるため、初診料を算定出来ます。

    Q6 自賠責保険、または労災保険で通院中の患者が、新しい別の疾患で健康保険で診察を行う場合、初診料を算定できますか?
    A 他の保険ですでに受診中の場合は、初診料は算定出来ません。この場合、初診料を算定できず、再診扱いとなります。レセプト上、初診料がないと病名の開始日と矛盾が生じるので「初診料は自賠責保険にて算定済み」などのコメント記載が必要です。

    Q7 健康診断の結果、その病院で引き続き健康保険で治療が必要となった場合、初診料は算定できますか?
    A Q6と同じように初診料は算定できません。再診料になります。これも初診料が発生しない矛盾したレセプトになるため、「初診料は健診にて算定ずみ」などのコメント記載が必要です。

    Q8 健康診断の結果、他院に紹介をしました。他院では初診料を算定できますか?
    A 健康診断を実施した医療機関と異なる場合は、通常どおり初診料を算定できます。

    Q9 健康診断の結果、自院の健診とは異なる医師が、引き続き診察をした場合は、初診料を算定できますか?
    この場合も健康診断と同一医療機関であるため、初診料は算定出来ません。再診料になります。

    Q10 初診の患者。パソコン等による情報通信機器を使って、患者と会話をしながら診察をしました。初診料を算定できますか?
    A こちらもQ2と同じく直接診察をしているわけではないので、初診料は算定できません。自費扱いとなります。但し、再診については再診料を算定できます。

    Q11 診療継続中の患者が他の医療機関に転医し、その後数か月たって、以前の医療機関に戻ってきたとき、初診料は算定できますか?
    A 治癒が確定されている場合は初診料を算定できます。

    Q12 患者が任意に診療を中止し、1か月以上を経過した後、再度同一医療機関で診察を受ける場合、初診料は算定できますか?(同一病名 同一疾患の場合)
    A 初診料を算定できます。患者が診療を中止した段階で、病名は「中止」となります。同一疾病であっても初診料を算定します。

    Q13 外来で初診後、即入院となった場合、初診料を算定できますか?
    A 初診後即入院の場合、外来の診察から入院の診察まですべて一連とみなし、初診料も含め全て入院レセプトで算定します。

    後輩への指導について

    後輩たち


    私は可愛い、本当にかわいい3人の後輩と仕事をしています。これは別にお世辞でもなく、心からそう思っているので、仕方ありません。私も後輩たちも雇用条件は同じですので、仕事としては同レベルで良いのですが、やはり年齢的なことと、院長から事務主任を任されていることもあって、診療報酬に係わることは自ら率先して勉強し彼女らと共有することにしています。

    後輩たちは、家庭のある主婦30代から40代。

    私にも覚えがありますが、家庭のことがとても重要で忙しい時期です。仕事のことは勉強が必要とわかっていても中々手がつけにくい時期です。

    その反対に私だけは子育ても終了し、手が空いてきた頃です。こうやってブログを書く余裕も出てきましたし、仕事のことに時間を割けるようになってきました。

    平成28年度の診療報酬改定の時は、必死で一人で勉強し、携わってきました。しかし、平成30年度の診療報酬改定は一筋縄ではいかない!と感じておりますので、彼女らをうまく巻き込んでいきたいと作戦を考えております。


    後輩たちを巻き込む


    作戦 その① 提案する


    最初は、「平成30年度の診療報酬は大変になると思うから、まずは一緒に現状の診療報酬について勉強しよう」と提案。「特に在宅医療についてが重要だと思う。」と伝えました。後輩たちもその重要性を感じていたようで、反応は上々。それぞれ「勉強します。」という頼もしい返答でした。

    私も相手は大人ですし、具体的にこの本を読んでとか、こうしてとか指示するのは行き過ぎかな。と思い、自主性に任せることとしました。


    作戦 その② プリント作戦

    (今日配ったプリント)➡




    後輩たちの自主性に任せるといったものの、何らかの資料や文献は必要かもなあ~と感じたので、院内に設置してある本を回し読みすることに。しかし、面白い本ではないし、日々、多忙な業務が終わった疲れ切った体で、主婦業、子育て業+仕事の勉強は、中々出来るものではありません。

    それでもなんとか後輩たちを巻き込むために、プリントを1枚、週の終わる土曜日に配ることにしました。

    プリントと言うと、学生時代を思い出しますよね。授業の度に1枚配られるプリントをイメージして下さい。本を1冊渡されるより、ハードルが低くなり、時間の合間に軽く読めるかなと思ったからです。

    渡したプリントは、業務の合間でも読めることが出来る程度のもの。「在宅点数の手引き」という本から抜粋して、B4 1枚分×人数分印刷をし、配布しました。

    もちろん私の分のプリントもあります。彼女らに配った分は、私も熟読して理解しなくては!と意識することができます。

    配ったプリントは業務の合間に読むもよし、持って帰ってファイルに綴じるもよし。生かすも殺すも自分次第です。


    作戦 その③ 診療報酬をブログで読む


    私が今こうして医療事務のブログを書いているのも、以前から医療事務のブログを愛読していたからです。ブログは素人目線で書いてあるので分かりやすく、取っつきやすい。

    後輩たちもアメーバブログなどで芸能人のブログはチェックしているようでした。ならば、「医療事務もブログで読んでみたらどう?」と提案。彼女たちが、私のブログにたどりつく日も近いかもしれません。「○○さん、もしかしてこのブログ、書いてる?」身内なら読めば私が書いてあることが一目瞭然。正体がばれるのをドキドキしながら楽しみにしています。


    まとめ


    後輩への指導などと、大げさなことを書きましたが、普段は私が教えてもらうことばかり。私のし慣れていない業務などは、いつも有り難く後輩から指導してもらっています。年齢的に上というだけで、彼女たちは私に一目置いてくれていますが、実のところ私の方が助けられてばかり。感謝の心を忘れずに今の関係が長く続くことを願っています。

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    Author:なつこ
    某クリニックの医療事務をしております「なつこ」と申します。
    全国の医療事務員の皆さま。診療報酬でつまずいた時、どうされてますか?

    診療報酬早見表を調べる
    (((uдu*)ゥンゥン
    国保・社保に問い合わせる
    (((uдu*)ゥンゥン
    よくわからないまま算定する
    (゚Д゚;)

    特にクリニック勤務の場合、病院勤務に比べ、相談する相手がいなくて困っていませんか?
    かく言う私がその一人。
    平成30年度診療報酬に向けて日々学習していきますね。

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