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2017年最後の失敗

ミスは起こるものです


このタイトルはダメダメですね~。「ミスは起こるもの」そういうスタンスで仕事はしてはいけません。ミスをしないこと、それが一番大切なはず・・・・・しかし、

どんなに気を付けていても、どんなに経験があっても、何故かミスは起こってしまうのです。言い訳になるだけですが、私も今年多くのミスを重ねてきました。

「でもこれが、医師や看護師のミスだったら?」命にかかわってしまうかもしれないのです。
私は医師や看護師さんは偉大だといつも尊敬しています。その注射の針一本、投薬一個に命が左右される可能性もあるからです。お金はお金で解決できますが、命は命をもってしても解決できませんから。

私はやはり事務員、そう、命の責任まで背負っていないせいか、甘いのかもしれません。多くはお金で解決できるミスがほとんどなので。





今年最後の失敗


今年最後の失敗は、12月のレセプトを送信した後にやってきました。「やれやれ、今年最後のレセプトを無事送信したぞ。」と思ったのもつかの間、返戻レセプトを郵送してから3日目に、社保から電話がかかってきました。
「今月の返戻レセプトのことですが、送られてきた紙レセプトにミスがあります。至急再送して下さい。」
「どんなミスですか?」
「送られてきた紙レセプトですが、『仮レセプト』との表記があります。『本レセ』を再送してください。」
「?????まさか・・・」
紙レセプトは通常、電子カルテから、決まった操作で簡単に出すことが出来るのですが、どうも私は、いつも院内チェック用で使用する『仮レセプト』の方を送ったようです。レセプトをプリントアウトする際に、何気なく間違った操作をしたようでした。送った本人としては、正しい『本レセ』を出したつもりでいたので、全くそのミスに気付きませんでした。レセプトの上部に『仮レセプト』と表記されているのすら気付かずに。情けないことでした。
「これはもしかしたら国保にも同じミスをしているはず。」慌てて国保にも電話をし、間違って『仮レセプト』を郵送していることを説明し、正しい『本レセ』を郵送しなおすことを承諾して頂きました。
今月の場合、早めの7日に処理をしていたこともあり、なんとか今月中に再送して事なきを得ました。
「なんでこんなミスを!」と嘆いたところで始まりません。次からは郵送の際にも誰か他の人に第二確認をしてもらうことで、対処することにしました。


ミスをしたら・・・



  • 保険証間違い

  • 算定ミス

  • 患者様とのトラブル

  • 会計間違い


毎日様々な間違い、ミスが起こります。その都度、「インシデントリポート」や「ヒヤリハット」を記載し、職場に提出します。その事実は次のミーティングで全員の前でさらし者?にされるので、正直辛いです。毎日の会計で最後に10円たりとも合わなければ、くら~い気分になります。いつどこで誰におつりを間違えたのかなんて、見当もつかないからです。


  • 出来て当たり前、出来ないと責められる


結構、現実は厳しいです。





ミスを未然に防ぐ努力


今日、ぶらっと寄ったコンビニに面白い本がありました。









実はうちの家族にもミスをして落ち込んで、何もかもうまくいかないと思い込んでいるどん底君がいるので、この本を衝動買いしてしまった次第。小林弘幸さん曰く、色々な不調は自立神経を整えることでかなり改善できるようです。ミスは疲れた時に起こりやすいもの。ミスをすれば落ち込んで、落ち込むとミスをして。そういう悪いサイクルに巻き込まれている人には是非ともお勧めな1冊です。




まとめ


今年もあと1日。黒豆を炊きながらのブログです。どうぞ皆様の来年もよい一年でありますように。
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診療所体質からの脱却

今年1年読んで頂きありがとうございました。 twitter_icon_f07a237e2197fdd9edc11b0fafb74c95.jpg

今年の3月からこの「医療事務えとせとら」ブログを書き始めて、約10か月が経過いたしました。ブログを立ち上げる技術が何もない中からのスタートでなんとか、この1年間書き続けられたのも、一人でも読んでくださっている方がいらっしゃったお蔭です。本当にありがとうございました。
来年も益々自分にとって、皆様にとって有益な情報をお伝えできるよう頑張りますので、よろしくお願い致します。

診療所体質

病院ではなく、診療所(クリニック)で働くようになってから、早3年が経過しました。その間、自分で気付いたこと、勉強したことをブログに書かせてもらっていますが、今年を振り返って気付いたことがあります。
それは診療所の医療事務で、医療事務の学習意欲を保つのは非常に難しいということです。
勤務はじめこそ、そこの診療所特有な医療事務算定を覚えたり、慣れない電子カルテやレセコンを覚えたりと、色々あるものですが、そこはやはり診療所。病院と比べると範囲はとても狭いものです。
一度覚えてしまうと、同じことの繰り返しなので、あとはミスなくこなせるかどうかが勝負となります。もちろん、わからないことが出てきた時に、相談相手がいないことは一番の困った点ですが、なんとかそれをクリア出来ると、あとはまたルーティンの繰り返し。そうやって一年一年過ぎていくものです。
幸か不幸か、ドクターは代わらない(もちろん診療所の経営者ですから)もの。そうなるとあとは、家族と一緒なので、平和に毎日が変わらず過ぎることに、誰も疑問を抱くものがいなくなるのです。
  • 「今、仕事うまくいってるから。」
  • 「特に、人間関係も問題ないから。」
  • 「そこそこのお給料をもらえるし。」
そういった理由で、長い間、同じところの診療所勤めをされている方も沢山いるのではないでしょうか。
私も、今その1人になりつつある予感です。
このままいくと、ただズルズルとここに留まってしまいそうで、一見、安定は約束されますが、1人警告音を感じ始めたのも事実です。


平和ボケ

同診療所内に、私の他にも数名事務スタッフがいますが、やはり状況は同じようです。今は全員3年間同じメンバーなので、あうんの呼吸で全てうまくいっています。
私が一番年上とあって、なんとか他のスタッフにも向上心を持ってもらおうと、勉強会を開いてみたり、診療報酬改定のペーパーを配ってみたりしてみますが、私自身が「平和ボケ」していることもあって、正直結果は得られません。
今、するべきこと、わかりきっているルーティン業務を無難にこなしていれば、給料を頂けるのですから。それよりも、「ドクターの次の学会いつかなあ?休診になるかなあ~。どこいこうかなあ~。休みに何しようかなあ~」そんなことが気になる話題、ナンバーワン。
「新しい算定に向けて、勉強しよう。」などとは、現実味を帯びるまでは興味ないのが事実です。


モチベーションを保つこと

さて、来年の春は、診療報酬改定です。しばらくその算定に慣れるまでは、なんとかモチベーションを保てそうです。こういう時はやはり勉強することに意欲がわきますからね。大変だなあ~と思う反面、こういうことがないと、診療所では、モチベーションを保つことが出来ないので嬉しい出来事でもあります。
では、診療報酬改定が落ち着いた、その先はどうするのか・・・モチベーションを高めたいがために、新しい職場を探すのも、給料と見合っていなければ、飛び込む訳にはいきませんが、少し、「転職」の2文字がちらちらと頭をかすめだした今日この頃です。


まとめ

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仕事は勿論、お金のためにするものです。しかし、50を過ぎた頃から少し私の中で、切り替わってきたことがあります。
  1. 仕事は自分のためにすること
  2. 仕事は社会貢献のためにすること
そこにお金がONされれば、それでいいのではないのかと。
「働き方改革」が叫ばれ始めた平成の世。自分の中にも「働き方改革」必要かもしれません。

駐車場内での事故の対応について

年の瀬

年の瀬ですね。明後日からは待ちに待った8連休です。長い休みに入る前は、決まって患者様が押し寄せて来ます。「年末年始で薬が足りなくなるから」と朝早くから夜遅くまで、途切れることなく患者様が来られます。数にして、普段の1.5倍から2倍近くの患者様が来られている感じです。
そんな状態ですから、待合室も芋洗い状態。テレビの音もかき消されるような賑わいです。
待合室が満杯なので、当然、駐車場も満車状態。車が止められなくてクレームをつけてくる方も。地方では車での来院が普通ですので、仕方がありません。

駐車場内での事故

駐車場が満車に近い状態の時、時々、患者様同士で車の接触事故が起きたりします。駐車する際の事故ですので、大きな事故というよりは、軽い接触事故がほとんどです。
今日も接触事故で軽く擦り傷をおわれた患者様がいらっしゃいました。接触事故を起こした車は、気付いたのか気付かなかったのか、そのまま逃走してしまったようです。パトカーも来て、それでなくてもごった返している駐車場が大変なことになっていました。
そういう時は、病院側としてはどうしたらいいでしょう。
基本は、あくまでも駐車場内の事故は、病院とは関係ないので、当事者同士の解決となります。警察を呼ぶのも個人の責任。病院としては、何もしないのがほとんどです。
しかし、今日はちょっと困ったことになりました。接触事故でけがを負われた方は、当院の患者様で予約で来られた方でした。


事故の怪我の処置

「さっき、そこの駐車場で、隣の車と軽く接触して、腕に傷が出来たんですけど、ちょっと消毒してくれないでしょうか・・・」みると確かに軽い切傷のようです。医療機関としては、当然処置を施したくなるところですが、ちょっとストップ!

こういう場合、簡単に処置をすることは出来ません。なぜなら、当院では事故を扱っていないクリニックなのです。もし、これが事故扱いになった場合、少し面倒なことになります。

患者様に話を聞くと、警察を呼んだけど、軽く車と擦っただけの怪我だし、事故扱いはしないということです。

その話を聞いてから、「それなら保険で」と創傷処置をしました。


事故の場合の費用

交通事故の場合、健康保険ではなく、自賠責保険や任意保険を使うことになります。診療の費用は自費診療となり、基本的には各医療機関で1点あたりの価格を自由に設定できます。(概ね1点=11.5円~12円)の労災に準ずる算定協定があります。)

事故の診断書も自費になり、医療機関によって差はありますが3000円から5000円といったところでしょうか。費用は自賠責保険に請求することとなります


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基本的に医療機関の駐車場に限らず、事故になった場合は、当事者同士で警察を介入しての処理になります。病院としては、馴染みの患者様同士の事故であっても、言い方が悪いですが、見て見ぬふりです。勿論、敷地内で患者様同士の喧嘩が起こったとしたら、他の患者様に迷惑がかからないよう介入せざるを得ない場合もあるでしょうがね。
年の瀬は道路も大変混みあいますし、皆さんも十分事故には気を付けましょうね。


レセプト病名

ICD10


医師が患者を診察して、その対価を保険請求するためには、必ず病名が必要です。
カルテを見ると、様々な病名が書いてありますよね。

  • 感冒
  • 肺炎
  • 肩関節周囲炎
  • 糖尿病
  • 高血圧症
などなど、書いていくと限がないほどの病名が存在しています。保険請求する場合に必要な病名は厚生労働省からの通達の「ICD10」の中の病名からつけなくてはいけません。

「ICD10」とは何でしょう。
厚生労働省のホームページで確認してみると以下のようなことが書いてあります。

「疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems(以下「ICD」と略)」とは、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類である。
 最新の分類は、ICDの第10回目の改訂版として、1990年の第43回世界保健総会において採択されたものであり、ICD-10(1990年版)と呼ばれている。
現在、我が国では、その後のWHOによるICD-10のままの改正の勧告であるICD-10(2003年版)に準拠した「疾病、傷害及び死因の統計分類」を作成し、統計法に基づく統計調査に使用されるほか、医学的分類として医療機関における診療録の管理等に活用されている。
 なお、この度、統計法(平成19年法律第53号。以下「法」という。)第28条第1項の規定に基づき、法第2条第9項に規定する統計基準として、平成27年2月13日付け総務省告示第35号をもって「疾病及び関連保健問題の国際統計分類ICD-10(2013年版)」に準拠する改正が行われた。改正された「疾病、傷害及び死因の統計分類」は、平成28年1月1日から施行し、同日以後に作成する公的統計(法第2条3項に規定する公的統計をいう。)の表示に適用される。ただし、平成28年12月31日までに作成する公的統計の表示ついては、この告示による分類表により難い場合に限り、なお従前の例によることができる。



数限りない病名を電子レセプトで送信するために、病名コードが必要なのですね。コードに分類されない病名をつけたくても、保険請求をするためには、ICD10の中から選ばなくてはいけないわけです。
詳しく知りたい方はこちらのホームページをご確認下さい。➡厚生労働省


確定病名と疑い病名の違い

医師が診断をし、「この患者の病気はこれだ!」と断定したときにつけるのが、確定病名です。
一方、病気を診断するために「この検査をしよう」と検査をしたときにつけるのは、疑い病名です。
例えば:

  • 咳が出て来院した患者様に、レントゲンを施行➡「肺炎疑い」
  • 尿回数が多くて来院した患者様に、尿検査施行➡「膀胱炎疑い」
  • 頭痛で来院した患者様に、頭部CT施行➡「脳梗塞疑い」

検査の結果、病気が確定した場合は、確定病名になります。

  • 「気管支炎」
  • 「膀胱炎」
  • 「脳梗塞」

レセプト病名とは

レセプト病名とは、上記のようなすべての病名をいいます。レセプト上、保険審査が通るために必要な病名のことです。医療行為全てに病名が存在しないと、保険請求できないからです。医療事務員は医師の施した医療行為に病名の漏れがないか、チェックする仕事でもあります。薬、検査、画像、医療管理、リハビリ等すべてです。


病名さん

私の使っているアプリで便利な病名検索アプリがあります。医師事務作業補助者が書類を書く際に病名のICD10コードが必要であったり、ドクターと診療中に病名を入力する際、保険請求できるかどうか確認する時などに使っています。
それがこれ➡病名からまたはICD10からと検索可能でとても便利ですよ。


まとめ

医療行為から病名を推察できるようになれば、レセプトチェックは数段レベルアップします。ドクターの病名を眺めるだけから、自分でドクターになったつもりで医療行為から病名を想像してみましょう。逆に病名からどういう医療行為が行われたのか(検査・薬など)考えられると、仕事の幅が広がってきますよ。

診断書にも色々あります

診断書欲しいんですけど~


インフルエンザが猛威を振るってくると、学校や職場に提出するための「診断書」を所望する患者様が増えてきます。学校によっては、インフルエンザの診断がないと公欠扱いが出来ないようです。同時にインフルエンザが治癒した診断書がないと登校を許可されないようで、多くの学生さんが診断書を所望されます。

また最近は、「町内会に提出したい」などと言われる方も増えて来ました。町内会の役員選出時には特に増えます。中には「老人会に必要なんです。ないとまた役員にされてしまいます。」などと言われる方も。最近では相撲界でも医師の診断書が事件の決め手になっていましたよね。政治家、芸能人も診断書を公表し、仕事を休んだりしています。

社会で生活す
る以上、自分の病気を証明する診断書は、一生必要なのかもしれません。




診断書と、一言で言われても


患者様は簡単に「診断書下さい」と言われるのですが、診断書にも実は色々と種類があります。病院によってはその用紙ごとに料金も違って来ますし、一体何の診断書が欲しいのかの判断が必要になります。まず最初に応対するのは、医療事務員。中には診察の途中で、医師に切り出すこともあります。まずは患者様の書いて欲しい診断書は何かを聞き出しましょう。まずは以下の項目を中心に話を聞きましょう。


  • 所定の用紙があるのか

  • 診断書に何を記載して欲しいのか

  • どこへ提出するのか

  • 期限はいつまでか

  • 診断書によっては料金がかかることを了解してもらう


大抵、この点を聞いていくと患者様の欲しい診断書が見えてきます。




学校の安全会の用紙











学校内で怪我をした場合、「日本スポーツ振興センター災害共済給付金」より治療費が支払われます。その時記載するのがこの用紙。この用紙は無償で交付しなければなりません。1医療機関につき1か月ごとに証明書を交付します。






通常の診断書











これは現在どんな病気にかかっているか、いつまで安静にする必要があるか、などを記入する診断書です。会社を休む時に使用したり、係わっている団体に届け出たり、比較的自由な幅を持って使用できる診断書です。






入院・通院の診断書



これは、任意で保険に加入している方が、保険請求するために記載してもらう用紙です。入院通院など保険がおりる場合に、各保険会社指定の用紙に記載してもらいます。細かく内容を記載する必要があるので、すぐに書けないことが殆ど。一旦預かって、後日出来上がってから取りにきてもらいます。



健康診断書







これは、入社や入学、施設への入所などの時に、各団体から依頼があり、記載するものです。健康診断の証明ですので、検査の上、記載し、お渡しします。これも所定の用紙があるものが多いです。




まとめ


診断書は他にも事故の診断書、労災の診断書など様々な様式のものがあります。医師は医師業務の他にこのような診断書の事務仕事もあるので、大変です。多忙な医師の事務業務を減らすために現れたのが「医師事務作業補助者」。カルテを読み解き、診断書を作成するのは大変な作業ですが、一方とてもやりがいのある仕事です。


休日診療

休日診療


今年は12月29日から1月4日までが当院の冬休みです。なが~い7連休と思いきや、実は1月2日が当番制の休日診療が当たっています。

クリニックの場合、輪番制で年に4~5回休日当番が回ってきます。患者様は、当院にかかってない新患の方がほとんど。保険入力から新患登録と、普段より受付にも時間がかかります。




かかりつけの患者様が来院する場合


休日診療ですが、なぜか普段当院かかりつけの患者様が、ぶらっと診察に来られることもあります。

「新聞みたら、休日当番だったから、いつもの薬出して。」

「平日来れないから、今日診察して欲しい。」

とか「え?」今日じゃなきゃダメなの?といった患者様が来ることもあります。

そういう時の対応は皆さんどうしてますか?





  • 今日が休日診療であるので、いつもより診察料が高いことを告げる

  • 本当に今飲む薬が全くないのか?普通に診察時間に来られないのかを確認する

  • 院長に確認を取り、対応する





休日診療とは


診療点数早見表(医学通信社)を確認すると(一部抜粋)・・・

➡休日加算の取り扱い


  • 休日加算の対象となる休日とは、日曜日及び国民の祝日に関する法律第3条に規定する法律をいう。なお1月2日及び3日並びに12月29日、30日及び31日は休日として扱う。


休日加算は次の患者について算定できる


  • 客観的に休日における救急医療の確保のために診療を行っていると認めらえる次に掲げる医療機関を受診した患者

  • 当該休日を休診日とする保険医療機関に急病等やむを得ない理由により受診した患者





簡単にいうと、救急で医療をほどこす必要がある患者に対して算定できるとういこと。ただいつもの薬を平日来れないから出して欲しいというのは、少し違うようです。




しかし、実際にはわざわざ診察に来られた患者様を帰すわけにはいきません。その薬がないと調子が悪くなる可能性もあるからです。医師が診察した場合は、急性病名をつけることが出来るかどうか確認が必要ですね。




緊検・緊画


外来の患者が、診療時間以外の時間、休日又は深夜において検査を行った場合は1日につき200点を加算できます。
医師が緊急に検体検査の必要性を認め、院内に設置されている検査器具を用いて検体検査を実施した場合に算定できます。

同一患者に対して、同一日に2回以上、時間外、休日または深夜の診療を行い、その都度緊急の検体検査を行った場合も1日につき1回のみ算定します。
時間外緊急院内検査加算を算定する場合は初診料の夜間・早朝等加算は算定できません。

外来の患者が、診療時間以外の時間、休日又は深夜において検査を行った場合は1日につき200点を加算できます。医師が緊急に検体検査の必要性を認め、院内に設置されている画像器具を用いて画像検査を実施した場合に算定できます。

同一患者に対して、同一日に2回以上、時間外、休日または深夜の診療を行い、その都度緊急の画像検査を行った場合も1日につき1回のみ算定します。


時間外緊急院内画像診断加算を算定する場合は初診料の夜間・早朝等加算は算定できません。



休日の処置


基本診療料(初診料、再診料)には休日加算がありますが、処置をしたときにも加算があります。

150点以上の処置の場合は、届け出不要で、病院・診療所の規定なく算定できます。休日加算は1.8倍の算定ができます。




まとめ


同市内の去年のお正月の休日診療は170人を超えたそうです。普段の休日診療は、10~30人程度ですので、想像しただけでも恐ろしいです。今年はさてどうなることやら。インフルエンザが猛威を振るわなければ良いのですが・・・お正月気分が吹き飛ぶ一日になりそうです。





お勧めのスケジュール帳 

スケジュール帳


毎年、暮れも押し迫るこの時期、気になるのは書店や文具店に並ぶ来年のスケジュール帳やカレンダー。「今年はどんなのにしようかなあ~」と思いながら、選ぶのは楽しいものです。新しい年にワクワクしながら、新しいスケジュール帳を購入しています。

毎年色々迷うのですが、結局買うのは、プライベートは「高橋の手帳」、仕事用には「コクヨのキャンパスダイアリー」です。


「高橋の手帳」はここで説明する必要もないでしょうが、使い勝手が本当にいいです。手帳の手触りといい、大きさといい、書き込み分量といい、微妙に差がある商品を多種類用意してあるので、自分にぴったりなものが見つかる、スケジュール帳の王道商品です。毎年変わり映えがないので、色だけは年によって変えることにしています。今年は家族のスケジュールも同時に記入出来るもので、薄めのピンクを選んでみました。






まだ来年のスケジュール帳を選んでいない方にはお勧めです。


仕事用にはコクヨのキャンパスダイアリーがお勧め


医師事務作業補助者になってから、医師のスケジュールも同時に把握する必要が出来てきたので、いつも白衣のポケットに持ち歩けるスケジュール帳が必要となってきました。最初にプライベート用にお勧めした「高橋の手帳」では大きすぎて、厚さもあるので、白衣のポケットには入りません。薄めで小ぶりで何かピッタリなものがないかと探していたところ、見つけたのがこれ。値段も格安で毎年、これを使っています。


A6サイズのものなら、ポケットにぴったり収まり、普通のノートなのでとにかく格安。仕事用にあまりお金をかけたくない主義の私にはピッタリです。

中身は普通のスケジュール帳でこんな感じです。大して特徴はありませんが、安くて、持ち歩きやすく、ポケットに収まるのが魅力。



患者様からのプレゼント

実はこれ、患者様がスタッフ全員にプレゼントしてくれた、ノートカバーです。私はこのカバーにこのスケジュール帳を入れて使用しています。ペンも入るし、ちょうどこのスケジュール帳が収まるし、本当に温かい贈り物で感謝感謝です。

まとめ

2017年も終わりに近づいて来ました。今年の予定を整理しながら来年に思いを馳せる今日この頃。春には診療報酬改定のことでスケジュール帳が埋まるかな~。大変だと思いながらもワクワクしている私です。


細菌薬剤感受性検査の説明

他のクリニックを受診する


先日、膀胱炎になってしまい、近所の泌尿器科を受診しました。当日は尿の検査を詳しくしてもらい、抗生剤を処方してもらい、ようやく治って来ました。

自分のクリニックとは違うクリニックを訪れるのは興味津々なもの。患者でありながらスタッフの対応や掲示物、色々と気になるものです。


  • 受付の人、感じがいいなあ~

  • トイレの掃除が行き届いているな~

  • テレビが大きくてみやすいなあ~

  • ここの事務スタッフは制服ではなくて、白衣なんだ~

  • ここの先生、薬を一般名処方してないなあ~


などなど、診察以外のことも含めて勉強になることばかりです。

さて、私の会計のことで、一つ気になることがありました。泌尿器科には全部で2回診察に行ったのですが、2回目の診察の時の領収書を見ると、なぜか330円の返金になっています。会計時に受付の方は何も説明してくれなかったので、全く何のことかわかりません。?いったい何の返金?ゆっくりと会計時に明細書を見ずに帰ってきた私も悪いのですが、返金や追加請求の時は説明するのが普通のはず。家に帰ってゆっくり領収書をみるまで気が付きませんでした。

返金ということは、1回目の診察で何か過剰に請求された?ということのはず。1回目の明細書を確認してみることにしました。




細菌薬剤感受性検査(3菌種以上)


これが1回目の明細書です。




どうもこの細菌薬剤感受性検査が怪しそうです。2回目に診察に行った時に、はじめて尿検査の詳しい結果を聞いて、先生から「これは大腸菌でした。」と説明を受けたところ。ということは、1回目の検査でとりあえず3菌種以上で算定し、2回目の時に1菌種だったので、返金があったとういことでしょう。
でもそれって本当に正しい算定の仕方なんでしょうか?




細菌培養同定検査と細菌薬剤感受性検査の同時算定


(診療報酬Q&A 医学通信社からの引用)培養検査の結果、病原菌が出現した場合、引き続き行われるのが感受性検査。検査結果について検査機関から連絡を受けることにより、感受性検査の算定は可能となります。検査依頼時点では、感受性検査の実施の有無が不明のため、検査依頼時点では算定せず、検査結果が判明しだい判定するのが適当である。




やはり、検査時に最初から感受性検査を算定するのは、妥当ではないようです。2回目の診察予約もしているので、再来院するのは予見できることなので、後から菌種数に合わせて検査代を請求する方がいいのではないかと思います。勿論、後で来院されない場合、まるまる感受性検査代を取り損ねてしまうので、このような対策に出ているのでしょう。返金もありうる事実を前もって説明してくれていれば、それでいいのかもしれませんが、今回のクリニックさんは、その説明が全くなされていなかったので、問題があるように思いました。


まとめ


今回の膀胱炎は、水分不足とトイレを我慢したことが原因でした。反省反省。膀胱炎は再発することが多いので、特に女性の皆さんは気を付けて下さいね。
こちらも併せてご覧ください。➡医師事務作業補助者の皆さん、トイレに行ってますか?

「人の振り見て我が振り直せ」「他人の芝は青い」とはよく言ったもの。たまに患者として病院を訪れてみると、見えなかったものが見えてくることがあります。患者目線で自院を見直してみることも必要です。

死亡診断書と死体検案書の違いについて

患者様の訃報

年の瀬が近づいて来ました。何故でしょうね。こういう忙しい時ほど亡くなる方が多く見受けられるようになりますよね。
こういう仕事をしていると、馴染みの患者様の訃報をよく耳にします。当院はクリニックですので、直接患者様の死に直面することはありませんが、訪問診療の患者様などがお亡くなりになり、担当医が死亡診断書を書くのはよくあることです。
今日は、死亡診断書と死体検案書の違いについて書きたいと思います。

死亡診断書と死体検案書

「戸籍法」第九節 死亡及び失踪
第八十六条 死亡の届け出は届出義務者が、死の事実を知った日から七日以内(国外で死亡があったときは、その事実を知った日から三箇月以内)に、これをしなければならない。
届書には、次の事項を記載し、診断書又は検案書を添附しなければならない。
一 死亡の年月日時分及び場所
二 その他法務省令で定める事項
やむを得ない事由によって診断書又は検案書を得ることができないときは、死亡の事実を証すべき書面を以てこれに代えることができる。この場合には、届書に診断書又は検案書を得ることができない事由を記載しなければならない。
第八十七条 左の者は、その順序に従って、死亡の届出をしなければならない。但し、順序にかかわらず届出をすることができる。
第一 同居の親族
第二 その他の同居者
第三 家主、地主又は家屋若しくは土地の管理人
死亡の届出は、同居の親族以外の親族、後見人、保佐人、補助人及び任意後見人も、これをすることができる。

第九十三条(死亡診断書等の記載事項)
第二十条 医師は、その交付する死亡診断書又は死体検案書に、次に掲げる事項を記載し、記名押印又は署名しなければならない。
一 死亡者の氏名、生年月日及び性別
二 死亡の年月日時分
三 死亡の場所及びその種別(病院、診療所、介護老人保健施設、助産所、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム又は有料老人ホーム(以下「病院等」という。)で死亡したときは、その名称を含む。)
四 死亡の原因となった傷病の名称及び継続期間
五 前号の傷病の経過に影響を及ぼした傷病の名称及び継続期間
六 手術の有無並びに手術が行われた場合には、その部位及び主要所見並びにその年月日
七 解剖の有無及び解剖が行われた場合には、その主要所見
八 死因の種類
九 外因死の場合には、次に掲げる事項 
  イ 傷害発生の年月日時分
  ロ 傷害発生の場所及びその種別
  ハ 外因死の手段及び状況
十 生後一年未満で病死した場合には、次に掲げる事項
  イ 出生時の体重
  ロ 単胎か多胎かの別及び多胎の場合には、その出産順位
  ハ 妊娠週数
  ニ 母の妊娠時及び分娩時における身体の状況
  ホ 母の生年月日
  ヘ 母の出産した子の数
十一診断又は検案の年月日
十二当該文書を交付した年月日
十三当該文書を作成した医師の所属する病院等の名称及び所在地又は医師の住所並びに医師である旨

死亡診断書と死体検案書の使い分けについて




死亡診断書(死体検案書)の書き方





①標題は目的に応じて、不要なものを二重線で末梢する。(関連箇所もすべて削除)
ここで死亡診断書か死体検案書のどちらか一方を消します
②戸籍上の氏名を楷書で正確に記載する。
③生年月日が不詳の場合は、推定年齢をカッコを付して記載する。
④種別が1~5の場合は施設の名称を記載する。
⑤直接死因になった原因を書く。心不全、呼吸不全は直接の死因ではないのでなるべく使用しない。
⑥手術の2 有を○で囲んだ場合は、術式又は診断名と関連のある所見(病変の部位、性状、広がり)を分かる範囲で記載する。
⑦2交通事故は、事故発生からの期間にかわらず、事故による死亡が該当する。5煙、火災及び火焔による障害とは、火災による一酸化炭素中毒、窒息等を含む。
⑧住居とは、住宅、庭等をいい、老人ホーム等の居住施設は含まない。
⑨傷害がどういう状況で起こったかを具体的に記載する。
⑩妊娠週数は、最終月経、基礎体温、超音波計測等により推定し、できるだけ正確に記載する。医師による記載内容の確認依頼。
⑪医師による確認。(直筆のサイン・押印)


まとめ

病院に勤めている以上、患者様の死は避けられません。医療事務なので、目前で死に直面することはありませんが、間接的に人の死に遭遇する機会は多いもの。死亡診断書等の書類、会計、患者様ご家族への対応に至るまで、より一層の丁寧さが必要です。

先発薬しかないのに、一般名処方?

電子カルテにお任せあれ~

すっかり、馴染み深くなり、スタッフや患者様にも浸透してきた、一般名処方加算。

最近は電子カルテが自動的に、薬を一般名で表記するので、算定も楽々になりました。しかし、自動的にカルテが算定するため、どれが後発薬が出ている薬かわからなくなってきたのも事実。皆様の電子カルテはどうですか?
私の使っている電子カルテは、薬を入力して、ワンクリックすると一般名に変わります。その後は、電子カルテが自動的に薬の数をカウントして一般名処方加算を見分ける仕組みになっています。

平成28年度の診療報酬改定での変更点

「一般名処方加算1」と「一般名処方加算2」が出来ました。
  • 「一般名処方加算1」:交付した処方せんに含まれる医薬品のうち、後発医薬品が存在する全ての医薬品(2品目以上の場合に限る)が一般名処方されている場合に算定する
  • 「一般名処方加算2」:従来どおり


実例1 ムコダインとロキソニンが一般名で処方される場合(3点)

①ムコダインは後発医薬品があります。⇓


②ロキソニンも後発医薬品があります。⇓



実例2 ムコダインとレスプレンが一般名で処方される場合(2点)

①ムコダインは後発医薬品があります。



②レスプレンは一般名で処方されても、後発医薬品がありません。⇓ レスプレンのみです



Q&A

Q:一般名処方加算は1品目のみの薬でも算定できますか?

A:一般名処方加算2の2点が算定できます。


Q:後発医薬品が存在するが、厚労省の一般名マスタに掲載されていない医薬品についてはどういう扱いをしますか?

A:一般名処方マスタにない(先発とも後発とも分類されない)ため、一般名処方加算の対象にはなりません。


まとめ

一般名処方加算についてはこちらもご欄下さい。➡一般名処方加算3点と2点の違い

年齢のせいにはしたくありませんが、当然わかっていたことを忘れてしまい、算定時に迷ってしまうことがあります。振り返って思い出せるように、自分専用の診療点数早見表を作り上げている最中です。もちろん来春には新しい診療報酬改定がありますが、今を知ることがこれからを知ることに役立つはず。まずは基本から。時間のあるうちに、しっかり復習しておきたいものです。

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(ちなみに、当ブログで掲載された診療点数の内容に関しては私個人の見解ですので、内容に関してのトラブルには一切責任を負いません。)
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