まとめ
そろそろeーラーニングの季節ですよ~
ベンゾジアゼピン系薬剤の長期継続処方の減算規定
- 高齢者の訴えのベスト1は、「眠れない」「寝てない」
- その次が「便が出ない」
- その次ぐらいが「しんどい」
ベンゾジアゼピン薬とは・・・2018/3/5日本医師会Q&Aより参照
具体的には、エチゾラム、ジアゼパム、ゾピグロン、ゾルピデム酒石酸塩などが該当します。こちらのホームページでチェックしてみてください。→ベンゾジアゼピン受容体作動薬の依存性について
結構使用頻度の高い薬ですよね。精神科でなくても処方している診療所さんも多いのでは。私もチェックしてみると普通に自院で処方されている薬ばかりでした。
減算規定への対策方法
減算規定があると書きましたが、対策の方法はあります!
それは、医師に研修を受けてもらえばいいのです。
何故なら「不安又は不安に係る適切な研修」または「精神科薬物療法に係る適切な研修」を修了した医師が処方した場合は長期処方に該当しないとされているからです。
☟(平成30年3月30日 厚労省事務連絡)より
「不安又は不眠に係る適切な研修」については、現時点で日本医師会の生涯教育制度における(eーラーニングを含む)において、カリキュラムコード69「不安」又はカリキュラムコード20「不眠」を満たす研修であって、プライマリケアの提供に必要な内容を含むものを2単位以上取得した場合をいう。
「精神科薬物療法に係る適切な研修」については、現時点で日本精神神経学会又は日本精神科病院協会が主催する精神科薬物療法に関する研修をいう。ただし、精神科の臨床経験5年以上を有する状態で受講した場合のみ該当する。
その他に「精神科医の助言を受ける」という手もありますが、その都度精神科医とやりとりをするのは大変ですし、研修を受けてもらっておく方が手っ取り早いですよね。
減算発生は2019/4より
在宅療養指導料?在宅療養指導管理料?
在宅なのに(医学管理料)?
在宅療養指導管理料
在宅療養指導管理料
①退院前在宅療養指導管理料②在宅自己注射指導管理料③在宅小児低血糖症患者指導管理料④在宅妊娠糖尿病患者指導管理料⑤在宅自己腹膜灌流指導管理料⑥在宅血液透析指導管理料⑦在宅酸素療法指導管理料⑧在宅中心静脈栄養法指導管理料⑨在宅成分栄養経管栄養法指導管理料⑩在宅小児経管栄養法指導管理料⑪在宅半固形栄養経管栄養法指導管理料⑫在宅自己導尿指導管理料⑬在宅人工呼吸指導管理料⑭在宅持続陽圧呼吸法指導管理料⑮在宅悪性腫瘍等患者指導管理料⑯在宅悪性腫瘍患者⑰在宅寝たきり患者処置指導管理料⑱在宅自己疼痛管理指導管理料⑲在宅振戦等刺激装置治療指導管理料⑳在宅迷走神経電気刺激治療指導管理料㉑在宅仙骨神経刺激療法指導管理料㉒在宅肺高血圧症患者指導管理料㉓在宅気管切開患者指導管理料㉔在宅難治性皮膚疾患処置指導管理料㉕在宅植え込み型補助人工心臓指導管理料㉖在宅経腸投薬指導管理料㉗在宅腫瘍治療電場療法指導管理料㉘在宅経肛門的自己洗腸指導管理料
在宅療養指導料
- 在宅療養指導管理料を算定している患者又は入院中の患者以外の患者であって、器具(人工肛門、人工膀胱、気管カニューレ、留置カテーテル、ドレーン等)を装着しており、その管理に配慮を要する患者に対して指導を行った場合に、初回の指導を行った月にあっては月2回に限り、その他の月にあっては月1回に限り算定する。
- 保健師、助産師又は看護師が個別に30分以上療養上の指導を行った場合に算定できるものであり、同時に複数の患者に行った場合や指導の時間が30分未満の場合には算定できない。なお、指導は患者のプライバシーが配慮されている専用の場所で行うことができるものであって、患家において行った場合には算定できない。
- 療養の指導に当たる保健師、助産師又は看護師は訪問看護や外来診療の診療補助を兼ねることができる。
- 医師は診療録に保健師、助産師又は看護師への指示事項を記載する。
- 保健師、助産師又は看護師は、患者ごとに療養指導記録を作成し、当該療養指導記録に指導の要点、指導実施時間を明記する。
まとめ
機能強化加算
他のクリニックを受診したところ・・・

機能強化加算(80点)
まとめ
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レセプトお疲れ様です
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