実費請求できる文書
自費文書、いくらにしてますか?
保険で請求できる文書(診療情報提供書、療養費同意書交付料、傷病手当金意見書交付料、訪問看護指示書など)結構たくさんありますよね。でもその他にも病院内には文書がたくさん存在します。
各種診断書、保険の証明書など、各病院で任意に設定できるものがあります。みなさんの病院ではどうやってそのお値段決めてますか?「えー。そんなの誰かが前から決めてたのでわからないよ。」「大体医療事務で決めるものではないし、上の人らで決めたんじゃない?」そんな感じですよね。
(公的保険の給付をうけるためのもの)
- 出産育児一時金、家族出産育児一時金証明書
- 出産手当証明書
- 介護保険の施設系サービス利用前の健康診断
- 小児慢性特定疾患医療申請のための意見書
- 身体障害者手帳交付申請手続きのための診断書
- 自立支援医療証(育成医療・更生医療)交付申請のための意見書等(初回申請時)
- 自立支援医療(精神通院)の公費負担申請手続きのための診断書
- 原爆被爆者対策による健康管理手当申請のための診断書
- 難病医療費助成制度の公費負担申請の臨床調査個人票(診断書)
- 特定疾患治療研究事業の公費負担申請の臨床調査個人票・意見書・診断書
- 先天性血液凝固因子障害等治療の公費負担申請のための診断書
- 肝炎治療特別促進事業によるB型・C型肝炎に係る医療費助成を受けるための診断書
- 予防接種健康被害救済制度の申請のための診断書等
- 医薬品副作用被害救済制度の救済給付の請求のための診断書
15. 保険診療に係る明細書(レセプト電子請求を行っていない医療機関等。実費相当。)
(公的保険の給付と関係ないもの)
1. 民間保険の給付を受けるための証明書代
2. カルテ開示手数料
3. 死亡診断書
4. 死体検案書
5. 死産証明書
6. 死胎検案書
(その他の証明書・診断)
1. 感染症など登校拒否の疾患に対する証明書
2. 会社等から求められた場合の診断書及び証明書
(申請書・証明書に係るもの)
1. 精神障害者通院医療費公費負担申請書(市区町村)
2. 出生証明書(市区町村)
3. 分娩証明書(保険者)
患者請求不可の文書
(公的保険の給付を受けるために必要な書類等)
1. 退院証明書
2. 療養費支給申請のための領収証・明細書
3. 柔道整復の施術に係る保険医の施術同意書
7. 主治医診断報告書
9. 保険診療に係る明細書(レセプト電子請求の保険医療機関)
(無償で交付する主な文書)
2. 措置入院診断書(保健所長及び市町村長)
5. 治療用具証明書(保険者)
当院自費書類事情
さて有償のもので、院内で任意に決められるといっても、法外の値段を請求する訳にはもちろんいきません。当院では院長の方針で、医師会内の秩序を守るべく近隣の医院と多くたがわぬような料金設定を心がけています。
例えば今現在
これも消費税の関係とか、用紙の変更等に伴って、若干変更していっています。皆様の病院ではいくらに設定してますか?