わかる診療点数早見表ガイド 緊検 緊画
休日診療の検査や画像
今日は1年に数回ある休日当番の日でした。私は当番に当たっていたので、日曜日に係わらず朝から出勤。9時から診療開始でしたが、9時前から問い合わせの電話がなり、待ってました!というごとく、普段見慣れない患者様がドッとお見えになりました。ほとんどが新患患者様。新患登録、保険証入力。診察室に入ったと思ってほっとするや否や算定、会計。あっと言うまの1日でした。休日診療の算定の場合、普段の診察と違い、気を付けなくてはならないことがあります。それについてまとめてみます。
時間外緊急院内検査加算
加算時間外緊急院内検査
・外来の患者が、診療時間以外の時間、休日又は深夜において検査を行った場合は1日につき200点を加算できる。ということ。医師が緊急に検体検査の必要性を認め、院内に設置されている検査器具を用いて検体検査を実施した場合に算定できる。
時間外緊急院内画像診断加算
時間外緊急院内画像診断加算
・外来の患者が、診療時間以外の時間、休日又は深夜において検査を行った場合は1日につき200点を加算できる。ということ。医師が緊急に検体検査の必要性を認め、院内に設置されている画像器具を用いて画像検査を実施した場合に算定できる。
・同一患者に対して、同一日に2回以上、時間外、休日または深夜の診療を行い、その都度緊急の画像検査を行った場合も1日につき1回のみ算定する。
・入院中の患者については算定できない。ただし、時間外、休日又は深夜に外来を受診した患者に対し、画像検査の結果、入院の必要性を認めて、引き続き入院となった場合は算定できる。
・時間外緊急院内画像診断加算を算定する場合は初診料の夜間・早朝等加算は算定できない。
・緊急の場合とは、直ちに何らかの処置・手術等が必要である重篤な患者について、通常の診察のみでは的確な診断が困難であり、かつ、通常の体制が整うまで画像の実施を見合わせることができないような場合を言う。