明日はレセプト送信です。
それにもかかわらず、押し寄せてくる盆休み前の患者様の列列列。
朝から「ここはどこ?」という程、ワイワイガヤガヤ、元気な?お年寄りたちの笑い声話し声。
「お宅が長い夏休み取ってんやからなあ~。」の鋭い患者様の突っ込みに、「そうですよね。確かにこっちの勝手休みなんですけどね。病院は、通常診療ですものね。でもクリニックの醍醐味ってそこぐらいなんですから、休ませて下さいよ」。と心でつぶやき、顔で笑って。
おまけに台風の警報で、子供さんが休みになり、急きょ休みを取らざる負えなくなったスタッフもおり。
朝から院内も台風でした(´;ω;`)ウゥゥ
そんな中でのレセプト点検。国保からこんな減点が戻ってきました。
まさかのHbA1cの減点です
縦覧点検
5月30日 HbA1c 施行 (病名 糖尿病疑い)
6月27日 HbA1c 施行 (病名 糖尿病疑い)
まさかHbA1cは1か月に1回のみ算定の検査の代表格!
月1回のルールは守ってますし、病名漏れもありません。
それなのに何故???
大事なことを忘れていました。というよりそこまで気が付かなかったこちらのミスですね。この患者様、糖尿病の疑いはあるものの、あくまでも疑いのみ。医師に相談すると、値的にほぼ糖尿病に近いらしいですが、微妙なところだそう。なのでもちろん薬もまだ出ておりません。そこを見落としていたんですね。糖尿病確定診断で、毎月1回HbA1cを測っていたとしたら、何の問題もなかったのでしょう。しかし、ほぼ寝たきりに近いこの患者様に、そこまで多くの検査は過剰と判断されたのでしょうか。縦覧点検でチェックされたのは、当院初めての事例です。突合点検での減点は、たまにあったのですけどね。
参考
*縦覧点検とは・・・同一医療機関の同一患者について、サーバーに蓄積している過去6か月分のレセプトを参照して、当月のレセプトを審査することをいう
*突合点検とは・・・医科・歯科レセプトと調剤レセプトをコンピューター上で患者単位に紐づけし、院内処方のレセプトと同様に病名と医薬品の適応、用量等の適否を審査するものである
*
週1回 月1回 複数月1回の検査(レセプト総点検マニュアルより抜粋)
まとめ
医師の中には、納得いかない部分もあるようですので、とりあえず再審査してみます。結果は数か月後にお知らせ出来ればと思います。明日は、台風一過。よい天気になるでしょう。(子供の頃は台風一家だと思っていました・・・)レセプト終了まであと一息。お盆の波にのまれながらのレセプト業務、皆様頑張りましょうね。
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