主治医意見書
「介護認定の見直しをしたいので、主治医意見書を書いて頂けますか?」
など、日々介護保険に係わることで患者様が来院されます。介護保険のことを何もわかっておられない患者様には、介護保険を受けるための手順から説明していきます。
その一方、認知症がかなり進んでいるにも関わらず、介護保険を利用されてない患者様には、反対にこちらから積極的に介護保険を利用することをお勧めします。
「おじいちゃんは、デイサービスなんか絶対に行きたくないって言うんです。」などと言う方にも、病気の進行を防ぐためにも、家族が余裕を持って介護にあたるためにも、まず介護保険を受けることをお勧めしているのです。
介護保険
- 要介護認定の申請をする
- 訪問調査
- 主治医に主治医意見書の記載を依頼する
- 介護認定審査会による審査
- 介護度の決定
- ケアマネージャーがケアプランを作成
- 介護サービスを受ける
主治医意見書


あとは、市町村について若干違いがあると思いますが、下記のような、主治医意見書提出依頼書、及び請求書が一緒に同封されているはずです。👇


これらを全て医師に記入して頂き、市役所に提出するまでが医療機関の役割です。
まとめ
普段通院している方が、介護保険の主治医意見書を持ってこられたら、すぐに記載できますが、時に、普段はまったく医療機関へ通院がなかった患者様(初診)が来られる場合もあります。
特定健診などがもっと普及し、予防医学が重要となってくるのがよく分かる事例です。