レセコンチェックの裏技
入力チェックの方法

①受付時に、保険確認をしていると思うので、帰りのレセコン算定時は、番号の確認ではなく、例えば、特定疾患の保険で入力する方ではないか、自費扱いの方ではないかなどをチェックします。
③これが少し、レベルが高い技術が必要かも。カルテを読みこんで、本日した医療行為とレセコンに飛んできた内容が合致しているか、チェックします。
⑤初再診 これ、意外にドクターが間違う可能性があるところです。前回の診察から3カ月を経過しているので、初診料が取れるところを病名中止を面倒に思ってか、そのまま再診料を取ったり、なんてこともよくあります。
⑥長期か特処か。特定疾患の患者につきものの貴重な処方加算。算定ミスは勿体無いです。当院でもよくこのミスで、後々減点もあります。後日、患者様に返金する際の説明もややこしいので、そんなことがないように丁寧に算定しましょう。
⑧管理料 これは、絶対に落としてはいけません。在宅自己注、在宅寝たきり、特定疾患、難病管理料など、カルテを参照しながら、取り漏れのないようにしましょう。
⑨併用禁忌薬 💊 これは、当院のドクターからの要望で必ずチェックしているものです。チェックは電子カルテの裏画面でチェックすることが出来ます。チェックボタンをポチッと押して、チェックするだけなのですが、意外に忘れがちなので、あえて、チェック項目に入れています。
⑪カルテ内には、様々なメモがあるとおもいます。例えば、医事に関しては、未収金があるとか、保険忘れとか。未収金のある方には、前回のお支払いも上乗せして請求しなければなりませんよね。電子カルテでは、情報の共有化が図れるところが便利ですね。
⑫管理表記入 自立支援や特定疾患などは、手書きの管理表で支払い管理をする場合があります。
⑬当院では、患者様の情報で、例えば健康診断の結果表など、患者様から一時的にお預かりして、スキャンを取らせてもらって返却しています。返却忘れのないよう、チェック項目に入れています。
⑭患者様によっては、会計時に紹介状を渡したり、他院への検査予約表を手渡す必要がある場合もあります。渡し忘れのないようチェックします。
⑮カルテバック 患者様のカルテで、紹介状の返信が必要なものや、ドクターにカルテに書き加えて欲しい内容のあるもの(管理料の算定など)は、診察終了後にドクターにバックします。だれのカルテか忘れないために、チェックします。
まとめ
レセコンを迅速かつ正確に入力するのは、難しいことではありません。常に同じ要領で、順番だてて、算定していきさえすれば、ほぼ取り漏れや間違いは生じません。忙しい時ほど、平常心で。それが一番の裏技。落ち着いて算定をしていきましょう。