FC2ブログ

往診料の時間外加算について

以前から在宅医療に頭を痛めている「なつこ」です。最近、往診料の時間についてあれこれ頭を悩ませることがありまして、(以前の算定ミスが発覚!)、反省をこめて往診の時間についてまとめてみました

往診の時間外加算について



往診料の基本は、往診料+初再診料


特に難しいのは、時間の考え方。往診の場合、初再診料の算定もあるので、両方の時間も考えて、算定しなくてはなりません。特に難しいのが平日の算定。
本日の患者様:平日夕方に往診依頼がありました。ドクター患家到着時間が18:30。診療が行われたの18:30~19:45まで。さてどの時間加算で算定したらよいでしょう。(当院はその他の医療機関です)




答えは、往診料が、夜間休日加算がつくので、1370点。再診料が、基本の再診料72点+外来管理加算52点+夜間早朝等加算50点。滞在時間45分ですので、患家診療時間加算はありません。




時間の考え方(平日の場合)


外周(色のついた部分)が往診料。内周が初再診料の時間です。

*時間外加算の取り扱いは、都道府県によって異なります。





緊急往診加算は、おおむね午前8時から午後1時まで


夜間とは、午後6時から午前8時まで

深夜とは、午後10時から午前6時まで








(休日の場合)



休日とは、日曜日及び国民の祝日のこと。
なお、1月2日及び3日並びに12月29日、30日、31にも休日です。

(以下診療点数早見表より抜粋)







まとめ


失敗しては調べなおし、頭に入ったつもりでも、いざ久しぶりの算定項目は忘れているものです。今回は往診料の時間加算で算定ミスをしてしまい、患者様に後々追加徴収で、迷惑をかけることになりました。反省反省。猛反省。事務のインシデントです。
失敗すると正直落ち込みますが、落ち込んでばかりもいられないので、次につながるようしっかり学習しなくては!へこんでは、立ち上がり、またへこんでは立ち上がり。私のブログは自分の反省ブログばかり。「こんなこともわからないんだ。」と皆様に笑ってもらえたら幸いです。
往診についてはこの記事もどうぞ➡
小規模多機能型居宅介護入居者への往診について
往診の仕組み 
在宅医療点数 往診と訪問の違い
在宅の定義

















スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

スポンサーリンク
最新コメント
訪問有難うございます
プロフィール

なつこ

Author:なつこ
某クリニックの医療事務をしております「なつこ」と申します。
現在、医療事務と医師事務作業補助者の二束のわらじで勤務中。
全国の医療事務員の皆さま。診療報酬でつまずいた時、どうされてますか?
医師事務作業補助者の皆さま。あなたのドクターに不満はありませんか?

診療報酬早見表を調べる
(((uдu*)ゥンゥン
国保・社保に問い合わせる
(((uдu*)ゥンゥン
よくわからないまま算定する
(゚Д゚;)
医師事務作業補助者にもっと光を
✨✨
特にクリニック勤務の場合、病院勤務に比べ、相談する相手がいなくて困っていませんか?
かく言う私がその一人。診療報酬に携わる皆さん、医師事務作業補助者の皆さんへの応援ブログです。

(ちなみに、当ブログで掲載された診療点数の内容に関しては私個人の見解ですので、内容に関してのトラブルには一切責任を負いません。)
Google AdSense

当サイトは第三者配信の広告サービス「Google Adsense グーグルアドセンス」を利用しています。

広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた広告を表示するためにCookie(クッキー)を使用することがあります。

Cookie(クッキー)を無効にする設定およびGoogleアドセンスに関する詳細は「広告 – ポリシーと規約 – Google」をご覧ください。



Google アナリティクス

当サイトではアクセス解析のためにGoogle アナリティクスを使用しております。

データ収集のためにCookieを使用します。

データが収集、処理される仕組みについては、ユーザーが Google パートナーのサイトやアプリを使用する際の Google によるデータ使用をご覧ください。



Amazon.co.jpアソシエイト

当サイトは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

第三者がコンテンツおよび宣伝を提供し、訪問者から直接情報を収集し、訪問者のブラウザにクッキーを設定したりこれを認識したりする場合があります。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログ内の記事から探す
入力した語句が含まれる記事を探せます!
『最後までお読み頂きありがとうございました。』
検査・画像のことなら
これが無ければ始まらない。是非とも一人一冊お勧めします
医療事務初心者さん推薦
薬のことならこの1冊で全て解決。持ち歩くのにも最適なサイズ感。絶対おすすめです。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
.posi { margin:5px 0px 20px 5px; }