心が疲れているときは、どうもこんな記事に目がいくもんで、「私も、もしかして今って辞め時?」なんて思ってしまったりしている訳でして。
不満を数え上げたって、何もいいことなどないのですがね。
診療所勤務の醍醐味って・・・
診療所ってとこにおりますと、横のつながりがなくなるもんで、他人の畑がよく見えるものです。「○○クリニックは医療事務の給料25万円だって。」とか「△△診療所は、給料は安いけど、ボーナスが3か月出るらしい。」とか「✖✖医院は、スタッフを毎年ハワイへ連れて行ってくれるんだって。」とか。
確かに病院と違って個人経営だけに、診療所勤務は謎の給与形態が多いもの。給料では支給されなくても、謎の袖の下があるクリニックもあると聞きます。ちなみに私のところはそういった袖の下はありません。個人にもかかわらず、普通の契約通りの給与形態です。毎月右肩上がりの収益は、レセプトの数でスタッフ一同一目瞭然。それにしてはスタッフへの還元率は低いと感じています。まあ実のところは、個人個人のことですので、真実はわかりませんがね。
辞め時と思った訳
実は今の診療所は給料で決めました。さっき言ったこととあべこべじゃないかって?そうですよね。でも最初に就職を決めたときは、仕事量がどのぐらいかわからなかったので、単純に給料としては以前勤務していた病院より高かったので飛びつきました。我が家には3人の子供がおりましたし、全員大学進学を志望していたこともあって、給料アップの現勤務に飛びついてしまった訳です。夫は世間一般では、そこそこ給料をもらっている方だとは思っていますが、家のローン、3人分の子供の学費(全員私学で全員一人暮らしです)、年老いた両親、この条件では、私も必死で働くしかないわけで。
でもようやく3番目の子供の大学卒業までの目途が立ち、ふっと、疲れてしまったのかもしれません。
辞め時と思った第一の理由は、どうも今の給料と仕事量が比例していないように思えてしまって。
診療所勤務って午前診察と午後診察と二部構成なのですが、午前の患者数が多いと昼休みもわずかしかなく、そのまま午後診察に突入し、終わるのは8時を過ぎることもあります。毎日毎日家に帰るのは夜の8時から9時。月曜から土曜までの勤務ですので日曜しか休めません。(木曜・土曜は半日勤務ですが・・・)。スタッフが少ないので有給も取りにくく、家族より診療所の院長・スタッフといる方が時間的に長いこの現実。スタッフと仲がいいところだけは、本当に良かったと思いますが、仕事量と拘束時間、給料を天秤にかけると、疲労感が勝ってしまうこともあるのです。
第二の理由は、仕事が代わり映えしないこと。毎年毎年同じことの繰り返し、同じ人間関係、同じ疲労感に単純に飽きてしまったのかもしれません。
第三の理由は、代わり映えのない仕事とはいえ、少しづつ少しづつ、スタッフへの院長の要望が強くなり業務量が増えていくこと。おまけに100%完璧を目指す院長故、それに応えようと背伸びをして必死で仕事をこなすことに疲れてしまったのだと思います。仕事量が増えたとしても給料は変わらないのも不満の一つです。
それでも辞めない訳
色々文句を言ってしまいましたが、今は辞めません。文句はあっても仕事は総合的に合っているか判断する必要があります。
仕事量は多く、院長の要望が多いのは、スタッフへの信頼が厚いせいと思いましょう。
休みは少ないし、夜も遅いけど、その分残業代はつきますしね。
不満があっても、スタッフ同士で文句を言い合える間柄は捨てがたい。
院長はワンマンだけど、札束だと思えば腹も立ちません。
長い老後を考えると、働けるうちに働くのが花です。
私には夢があって(今度、機会があったらブログに書きます)、その実現のためにも定期的な今の給与は魅力です。
ちょっと前向きに捉えてみると、立ち止まってしまった足を一歩踏み出すことが出来るものです。
まとめ
今日はつまらないブログにお付き合いいただき、申し訳ありません。ちょっとブログで吐き出すことが出来て、元気が出てきました。明日からまた、皆様に有益な情報を伝えらえるよう、ここらでリセットして頑張りますね。
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