もうこんな時代になったのですね~。お店もホテルもスマホで予約が出来る時代。英会話だって受験勉強だって、アプリで有名講師の講義が受けられる時代です。医療にもスマホの波が押し寄せてきています。
「CLINICS」
早速、アプリでダウンロードしてみました。実際はこんな感じでした。
アプリを開くと、登録画面が現れます。
個人情報を登録し、同意書にチェックをすると診察予約が開始。自分の都合のいい時間にビデオ診察をし、薬は処方せんが自宅に郵送されるよう。会計も保険証とクレジットカードをあらかじめ登録してあるので、そのままクレジットカードに決済される仕組みのようです。
実際の患者を診ずして、どこまでの医療が提供できるのかは疑問ですが、少なくともこの記事にあるように、精神疾患患者様や、禁煙外来、様子を伝えるだけで診断を受けれる症状には手軽で利用価値があるように思います。待ち時間が一切ないのも大きな魅力ですよね。
同様にこんなアプリもあります。以前にも記事にしましたが便利アプリ「ヒポクラ」。これは医師が利用するためのアプリですが、もう時代はこんなに変わってきています。
MEDLEY
同じ会社の提供している「医師たちがつくるオンライン医療時典 MEDLEY(メドレー)」も恐ろしく便利です。実際に使用してみました。
最初に症状や薬などから自分に合うものを入力し、様々な質問が現れます。この質問が実に細かい!試しに私は朝胃のむかつきがたまにあるので、「胃のむかつき」と入力したところ、最初は嘔吐、血便、お腹の張りなど数個の質問にある・ないをチェックするように指示があり、ある/ないと選択すると、それに伴う追加の質問がさらに出てくる。数十ページその質問が繰り返されて、ようやく診断がくだります。最終的にその病気についての説明が数ページにわたりあり、その上で近隣の病院を探してくれるシステムになっています。
私の場合、慢性胃炎の診断でしたが、慢性胃炎のページには(13人の医師がチェック!80回の改定!最終更新2017/7/21)とあり、素人ではなくドクターが最新状況で常に見直しを行っているところに信頼が持てました。
よく患者様の中にネットを調べて「自分はこんな病気だと思う。」と前置きして来られる患者様が最近増えてきているのは、こういう情報があふれているからでしょうね。でも自分の症状から一体何科に行ったらいいかわからないことも多いので、とりあえず調べてみる価値はあると思います。
医療事務の今後
こんな医療が普及されはじめるとしたら、実際の病院に足を運ぶ人は減っていくでしょう。最初はスマホで診察をしてもらい、その後、実際の患者の検体からの検査や画像診断が必要な場合のみ、病院に行くようなシステムが構築されていくかもしれません。
病院では、ペッパー君のようなロボットが受付をし、今まで人がしていた算定から会計まで全てをコンピューターが処理してくれる。レセプトだってそのまま送信される仕組みになるかもしれませんね。
医事課に必要な人間は、そのロボットたちを制御する管理人一人のみってことになったりして。それほど遠い未来ではないのかもしれません。
まとめ

私の子供世代、孫世代の仕事選びは、今後どんどん変わっていくことでしょう。せいぜいあと10~20年程しか仕事が出来ない私としては、心配する必要のないことですが、大きく変わっていく世の中を想像するのは楽しいことです。
若い皆さん、30年後を見据えて仕事していますか?その仕事に人間は必要ですか?
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