台風が日本列島を縦断しています。私は昨日は有給を頂いて久々の三連休です。というのも、午後からは、この連休を利用して、夫と一緒に東京に来ています。東京は学生時代から現在の住まいに転居するまでの20年間を過ごした大切な場所。久しぶりに懐かしい場所を訪ねたり、友人と会ったり、現在東京の大学に在籍している末娘の顔を見に行ったりと色々計画を立てているのですが・・・なぜにこの台風。「雨女」と「晴男」の夫婦円満旅行のはずが・・・完全に「雨女」の勝利となってしまいました。(´;ω;`)
ドクターの趣味を知る
医師事務作業補助者で大切な仕事の一つに、担当医師と親しくなる!という大原則があります。もちろん変な意味ではありませんよ。誤解なさらぬように。
医師とタックを組んで業務を進める身としては、仕事の基本、技術はもちろんのことですが、それよりもまず、担当医師と仲良くすることが必要です。仲良くといってもずかずかと医師のプライベートにまで踏み込むのではなく、そうさりげなく医師の心の琴線に触れることが必要になります。
実は最近になって私の担当医師が、映画の「宇宙もの」が大好きなことを知りました。私もほとんど同じ世代ですので、確かにこの手の映画は大好きでした。ハリウッド映画でいうと「スターウォーズ」「スタートレック」「ET」、アニメでいうと「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」「ガンダム」などなど。(世代がばれますね)この時代の子供たちは、一度はNASAや宇宙に憧れるもの。私も担当医師も同じ時代をたどっていたのです。
そこから話が盛り上がって、一歩お互い近づけたような感じがしました。
担当医師が一番こよなく愛している映画は「スターウォーズ」。「スターウォーズ」に関しては、私は中学校時代にみた「エピソード4/新たなる希望 1977年」や「エピソード5/帝国の逆襲 1980年」しか観ていなかったのですが、担当医師は全作観ているとのこと。今年公開される「エピソード8/最後のジェダイ 2017年」も当然観に行く予定だそうです。今回の作品は「エピソード6/ジェダイの帰還」の30年後を描いた作品だとか。話がマニアックすぎて途中からついていけませんでした。
それで、これはいけない!と思い、先週から家で「スターウォーズ」の復習を始めました。U-NEXTに登録をし、初期の作品から見直しはじめています。新作が公開されるまでになんとか見終わっておかなくては!と仕事のつもりで観はじめましたが、すっかり私もはまってしまい、毎晩寝るのが遅くなっています。
以前の男性医師の時は、山登りが好きな方で百名山を制覇された方でした。私は山登りまで始める気はありませんでしたが、日本の百名山を覚えたり、医師が登った山について調べたりしました。しかし、山登りという男らしい趣味がある反面、ロマンチックなところがあって、詩がお好きで、カール・ブッセの「山の彼方の空遠く 幸い住むと人のいう。ああ・・・」などとつぶやく時がありましたので、私も全文をしっかり暗唱したりしました。
女性の担当医師は、庭造りに興味がある方で、ターシャ・チューダーさんの庭がとても好きだと伺い、偶然私もターシャの生き方が好きだったこともあり、話があい、先生が本を貸して下さったこともあります。それ以来、先生の誕生日などのメッセージカードは、ターシャの絵葉書を使用しています。
まとめ
医師事務作業補助者は、医師のことをとにかく好きになることが一番大切です。どんなに嫌なタイプ、自分と合わないタイプでも必ず、趣味のあうところ、好感のもてるところはあるはずです。あとは、その担当医師を好きだと自分に思い込ませること!これは私の後輩たちにも最初に伝えていますが、「この人を好きだ」と脳に思い込ませることで、仕事の質はぐーんと上がります。是非みなさまもお試し下さい。
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