医師事務作業補助への道
当院では医師事務作業補助者として正式に仕事をしているのは、私一人です。しかし、それでは私が都合で休んだ場合など困ることも多いので、昨年度から後輩たち全員に順番で医師事務作業補助者の仕事を教えています。
優秀な後輩たちですので、すぐに仕事のコツを覚えてくれて、今は週に数回、私と仕事をチェンジ出来る程に成長してくれました。
医師事務作業補助者の仕事は各ドクターによって、要望する点が違うので一概には言えませんが、電子カルテ入力が基本。一にも二にも、正確に素早いタイピング技術が求められます。
私がタイピングを覚えた時の話
実は私が初めてタイピングを経験したのは、大学時代の事です。当時は、まだパソコンが世間一般には普及しておらず、ワープロなるものが(一太郎、Lotusの時代です)わずかに、電気屋さんに出回り始めた頃でした。
そんな時代でしたので、タイピングを覚えたのは英文タイプの授業でのことです。とにかく厳しい教授で単位を取るために、1分間に80文字を打てないと単位が取れず、課題の英文レターを作成するために足しげくタイプ室に通ったものです。
しかし、その時厳しく教えてもらったお陰で、今でもパソコン世代の子供達にさえ、負けることはありません。
タイピングを正しく素早く打つためにはやはり基本が大切なのです。
正しいホームポジション
まずは指の位置を覚えます。自己流は後々、スピートに差が生まれてきます。
左手小指から[A][S][D][F]
右手小指から[:][L][K][J]
常にこのホームポジションに軽く指をのせ、そこから上下にのぼりおりしながら、タッチしていきます。
ホームポジションを覚えたら、その他のキーを全て指に覚え込ませます。
今まで間違った指使いをしていた人も、この指の位置を無理やりでも覚え込ませましょう。一度覚えてしまうと、特に数字はテンキーを利用するより早く打てるようになります。
地道にタイピング練習あるのみ
指の位置を覚えたら、あとは練習あるのみ。ネットで検索するとたくさん無料でタイピング練習が出来るホームページがあります。ちなみに私は➡腕前レベルチェックで【S】でした!みなさんもやってみてね。
聞き取りをしながらタイピング
医師事務作業補助者としてのタイピングの腕を上げるには、テキストを打つだけでなく、人の話を聞いてタイピングする技術が必要になります。電子カルテに患者様の訴えを聞きながら、打ち込んでいく必要もあるためです。
例えば好きな歌とかを聞きながら、それを打ち込んでいく練習をしましょう。🎶
音楽のスピードに合わせて打ち込めるようになれば、もうドクタークラークとしてはトップ中のトップになれること間違いなしです。
まとめ
「なーんだ。裏技っていったって、結局練習するしかないんだね。」って思わせてしまったらすみません。ただ、練習するのではなく、ホームポジション、指の位置を徹底的に覚えて正しく練習するのが、大切なんです。
ちなみに最近、私はスマホのフリック入力を覚えました。私たち世代は携帯から始まっているのでこのフリック入力に少し抵抗があったのですが、フリックをする若者のスマホを打つ速さが羨ましかったので「よし、何事も挑戦!」と思い、フリック入力練習アプリを使って、3日間練習しました。夫が未だにトントンと画面をたたいて入力をしているのを見ながら、フリックの速さを自慢しております。
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