船酔いにトラベルミン
別府ってご存知ですか?
別府は、温泉の町です。私もおとなび世代なので、色々な温泉を巡りましたが、別府温泉は格別。大分県がふるさとである、というひいき目だけではなく、本当に素晴らしい町なんです。源泉数、湧出量共に日本一というだけあって、鶴見岳に向かって、町全体から湯けむりが上がっている様は、さながら天国か地獄に迷い込んだようです。地獄めぐり、高崎山、うみたまご、砂むしなどなど。良いホテル、旅館は沢山ありますが、家族連れの方なら、杉乃井ホテルはオススメ。巨大温泉施設で、とりあえず別府の良さは全て味わえますよ。
湯~とぴあ
昨年11月に、別府市が遊園地を温泉施設に見立てたPR動画を公開し、動画内で長野恭紘市長は「100万再生されたら実現する」と宣言したら、本当に再生されてしまい、市は実行委員会を立ち上げ、クラウドファンディングや、一般寄付などで資金を調達。約8200万円の資金を集め「べっぷ火の海まつり」にあわせ、7月29日からの3日間限定で開催したことでも有名になりました。粋な計らいの町、別府です。
大阪南港に到着
今日は車ではないので、電車で大阪南港トレードセンター前駅に向かいます。車と共に九州旅行が出来るのがフェリーの醍醐味。しかし、今日は旅行ではないので、徒歩での乗船です。トレードセンター前駅で降りると、直ぐに乗船乗り場が見えてきます。出発時間は19:55。余裕を持って到着したのでまずは腹ごしらえです。
フェリーに乗船
船内に入ると、すぐに受付があり、部屋の鍵を受け取ります。段々リゾート気分も高まってきます。少々揺れている感はありますが(海の上になので当然ですが)ワクワク感が勝っているので気になりません。

トラベルミン
乗船してホッとすると、なんだか船の揺れが気になってきました。「やばい!酔いそう!」慌てて、先生に処方してもらっていたトラベルミンを服用します。
頓服は通常、10回分までです。以前他の薬で、頓服を内服のように28日分処方して、査定されたことがあります。これは、実際の感触ですが、14日分ぐらいまでなら、査定されたことは、今までありません。
ハローキティルーム
まずは部屋に荷物を置きに行きます。今日の私たちの部屋はファーストルーム(ハローキティルーム)。特別キティちゃんが好きなわけではなかったのですが、申し込んだのが遅かったので、その部屋しかなかったのです。他にはデラックス、スタンダート、ツーリストなど、料金に合わせて、色々なタイプの部屋がありました。そうそうファーストルームにはくまモンルームもありましたが、今回は残念ながら、既に満室でした。さて、部屋の中はいかに…

明石海峡大橋下、通過
さんふらわあの旅でおすすめポイントは何と言っても、明石海峡大橋の下を通過する時です。明石海峡大橋が近づいてくると、船内案内が流れます。風の強いデッキに出てみると、今日は星の見える晴天の夜空。お月様もくっきり見えます。いよいよ明石海峡大橋の下を通過です。

別府湾に到着
翌日朝7:45に無事別府湾に到着しました。船から山を眺めると、湯けむりがあちらこちらで上がっています。海の近くでも硫黄の匂いがかすかに鼻をくすぐります。今日は観光ではないので、温泉には入りませんが、今度来る時は、絶対、温泉に行くぞ!と誓った私でした。

別府のお土産
オススメは、やはり中村家のかるかん。山芋で作った皮がフワフワで、中のあんことマッチしてしっとりです。
個人的に好きなのは吉四六漬。醤油にどっぷり漬け込んだダイコンとニンジンのぽりぽりの歯ごたえが後引く美味しさです。
豊後手焼き煎餅は、固めのピーナッツたっぷりの堅焼き煎餅です。ザクザクボリボリの食感がたまりません。