風が吹くと桶屋(病院)が儲かる?
寒くなりましたね~。急激に温度が下がると心配なのがインフルエンザの流行です。特に今年はインフルエンザワクチンがまだ本格的に供給されていないこともあって、インフルエンザ患者が例年より増えることが心配されます。
インフルエンザ患者が増える時期は、病院も忙しい。毎年12月は目の回るような忙しさで、加えてインフルエンザワクチンも今年は遅めのスタートなので、ワクチン接種業務と診察業務の並行で、より一層の忙しさが懸念されます。
インフルエンザ検査

インフルエンザ検査は、鼻に棒を突っ込んで鼻水を取る痛~い、いや~な検査ですよね。簡単な検査ですが、痛くて涙ぐんじゃう人もひるので、見ている方も辛くなります。
インフルエンザ検査はD012感染症免疫学検査のインフルエンザウイルス抗原定性 147点で算定します。その時忘れてならないのが、検査の手技料。
鼻腔・咽頭拭い液採取(5点)も忘れずに算定しましょう。これは2016年4月から設定された新しい手技料です。
同じくMRSAなど、鼻腔から粘液を採取し、検査をするものは、すべてこの鼻腔・咽頭拭い液採取料を忘れずに算定しましょう。たかが5点。されど5点です。
その他採取料について
この鼻腔・咽頭拭い液採取の他にも、検体を取る時の手間料として、色々な採取料があります。以前にそのことについてまとめてあるので一緒にご欄下さい。➡採取料について
まとめ
インフルエンザワクチンを接種していても、インフルエンザにかからない訳ではありません。2年前にワクチン接種をしたにもかかわらず、スタッフが私を含め3人も次々とかかったことがあります。さすがにこの年で40℃近い発熱はヘビーです。患者様にうつしてはいけないので、しばらく休まなくてはなりませんし、忙しい時期には迷惑をかけてしまいます。
まずはワクチンを過信せずに、手洗いうがいをしっかりしましょう。栄養・休息も大切です。
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