オールシーズンマスクですか?
マスクって邪魔ですよね。しゃべりにくいし、聞こえにくいし、口元暑いし。
- 花粉の時期にマスクをする・・・必要
- 掃除の時にマスクをする・・・必要
- 咳が出る時はマスクをする・・・必要
- 寝る時にマスクをする・・・冬場はいいかも
- 人込みに行くときはマスクをする・・・風邪予防には必要
- 病院の受付をするときマスクをする・・・風邪予防には必要~でも、患者様には不評かも
- ドクターが診察するときマスクをする・・・患者様には不評かも
病院なのでマスク姿は普通のことですが、診察室についていると、時々こんなことを患者様に言われます。
「先生、マスク外して、顔見せてください。」これは少し認知症の入った患者様。先生への親しみのあまり口走っているので悪意はありません。
一方こんなこともありました。
「診察の時ぐらい、マスクを外してください。」これは診察に不満を持っていた家族様の弁。マスク姿は失礼だと言いたかったようです。
患者様側に回ると、マスクをしている医師としていない医師とどちらがいいでしょう。私はやはりしていない方がいいかな。先生の顔がよく見えるし、話も聞き取りやすいですものね。でも医師だって、風邪をうつされてばかりじゃ仕事にならないので、マスクで防御するのは仕方のないことです。
マスクは風邪予防に有効か?
風邪をひいたらまず、マスク。これは自分の風邪を他人にうつさないためにはとても有効なことです。しかし、健康な人がマスクで風邪を防げるのでしょうか。風邪の菌はマスクを通して簡単に入ってくるとも言われています。マスクの付け方も重要。口と鼻をしっかり覆って、自分の顔にあったマスクをつけること。小顔の方が、大きめのマスクをしても予防効果は、期待できません。
風邪の菌を通さないことより、マスクをすることによって保温が出来、喉が潤い風邪を引きにくくする効果はあります。
マスク姿の受付が気を付けること
病院の受付がマスクをしているのは、どうでしょう。
病院ですので当然、風邪をひいた患者様も来られます。自分の身を守るためにも、マスクはやはり必需品ですよね。受付は患者様に言葉かけをするのが仕事。診察時の医師と同じく、マスクをつけたままの受付が、時に誤解を生むこともあります。
「冷たそう~」
「言葉が聞こえにくい」
マスクをすると、顔のほとんどが隠れてしまうので表情も乏しくなるし、大きな声でしゃべっているつもりでも、こもったような声になってしまうのです。
マスクを着けている時に気をつけることは・・・
- いつもよりも目の表情に気を付けましょう。目は口ほどに物を言います。
- 大きな声ではっきりと話しましょう。
- 手振り身振りで、体全体を使ってコミュニケーションを取りましょう。
まとめ
当院では一応、シーズンを通してマスク着用となっていますが、やはり夏の暑い時期は、マスクなし派とマスクする派とで分かれます。だからと言って、マスクをしているスタッフが風邪をひかなくて、マスクをしないスタッフが風邪をひくなどということはありません。
風邪を引かない、もらわないためには、マスクをすることよりも、まずは体力を温存すること。よく寝てよく食べること。何と言ってもそれが一番重要ですね。
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