レセプト病名
ICD10
- 感冒
- 肺炎
- 肩関節周囲炎
- 糖尿病
- 高血圧症
最新の分類は、ICDの第10回目の改訂版として、1990年の第43回世界保健総会において採択されたものであり、ICD-10(1990年版)と呼ばれている。
現在、我が国では、その後のWHOによるICD-10のままの改正の勧告であるICD-10(2003年版)に準拠した「疾病、傷害及び死因の統計分類」を作成し、統計法に基づく統計調査に使用されるほか、医学的分類として医療機関における診療録の管理等に活用されている。
なお、この度、統計法(平成19年法律第53号。以下「法」という。)第28条第1項の規定に基づき、法第2条第9項に規定する統計基準として、平成27年2月13日付け総務省告示第35号をもって「疾病及び関連保健問題の国際統計分類ICD-10(2013年版)」に準拠する改正が行われた。改正された「疾病、傷害及び死因の統計分類」は、平成28年1月1日から施行し、同日以後に作成する公的統計(法第2条3項に規定する公的統計をいう。)の表示に適用される。ただし、平成28年12月31日までに作成する公的統計の表示ついては、この告示による分類表により難い場合に限り、なお従前の例によることができる。
確定病名と疑い病名の違い
- 咳が出て来院した患者様に、レントゲンを施行➡「肺炎疑い」
- 尿回数が多くて来院した患者様に、尿検査施行➡「膀胱炎疑い」
- 頭痛で来院した患者様に、頭部CT施行➡「脳梗塞疑い」
- 「気管支炎」
- 「膀胱炎」
- 「脳梗塞」
レセプト病名とは
レセプト病名とは、上記のようなすべての病名をいいます。レセプト上、保険審査が通るために必要な病名のことです。医療行為全てに病名が存在しないと、保険請求できないからです。医療事務員は医師の施した医療行為に病名の漏れがないか、チェックする仕事でもあります。薬、検査、画像、医療管理、リハビリ等すべてです。
病名さん
それがこれ➡病名からまたはICD10からと検索可能でとても便利ですよ。

まとめ
医療行為から病名を推察できるようになれば、レセプトチェックは数段レベルアップします。ドクターの病名を眺めるだけから、自分でドクターになったつもりで医療行為から病名を想像してみましょう。逆に病名からどういう医療行為が行われたのか(検査・薬など)考えられると、仕事の幅が広がってきますよ。