先輩は出来ないぐらいで丁度いい
後輩を育てるとは
私には可愛い3人の後輩達がいます。全員全く違う性格で、年代も様々。似ている所と言ったら、全員既婚者というぐらい。医療事務経験も様々です。
医療事務経験も実は私より長い人もいるので、指導と言ったらおこがましいのですが、唯一私が出来るのは、医師事務作業補助者としての指導ぐらいです。
最初、私1人が医師事務作業補助者だったのですが、私の休みが取れなくなること、50代になった私の将来的なことも含めて、後輩達にも医師事務作業補助者の仕事も覚えてもらう事になりました。
現在、1人づつ、半年計画で業務に慣れていってもらっています。
指導の極意
- まずは、自分の仕事ぶりをとにかく見せる。
- 「こうするべき。こうしてください。」という上から指示するような言い方は決してしない。
- 「私はこういうやり方をしたんだけど、あなたはどう思う?」と「あなたならどういう風にやる?」と常にクエスチョン形式で仕事内容を考えさせる。
- 聞かれた質問には、どんなことにも誠実に答える。(「こんな簡単なこと聞くの?」といった態度は決して取らない。)
- ひとつでも上手くいったところを見つけたら、とにかく褒める。
- さりげなく後輩が頑張っている部分(例えばノートを空いている時間に一生懸命整理していたり、早打ちの練習をしていたり等)を見つけたら、声に出して認めて、周りの人にも、頑張りをアピールする。
- マニュアルは作らない。自分自身の経験、勉強から、自分だけのマニュアルノートを作り上げてもらう。
- 毎日、小さな目標を持ってもらう。「今日は予約日を間違いなくいれるぞ。」とか「ドクターからの検査指示を聞き逃さない。」とか。それが出来たか、必ず振り返りをしてもらう。
- 自分の失敗談をたくさん話す。