届きました!
昨日、待っていたこの本が届きました。医学通信社からの本で「医療と介護のクロスロード:武藤正樹教授著」という本です。
今日から読み始めましたが、正直少し難しいですが、この大切な平成30年度の診療報酬改定がどういう目的でどういう経緯で進められているのか、膨大な中医協の資料の前で茫然としている私にとっては非常に助かる本です。中医協の資料では変更点しかわかりませんが、この本を読むと、大筋がはっきりと見えてくるのでより診療報酬改定を理解することが出来ます。
- ポイントを絞って説明してあること。
- なぜ、こういう改訂が行われるのかを、日本の過去、現在、未来を見据えて書いてあること。
- 多くのカラー資料を使って分かりやすく説明を加えていること。
目次
目次を見るだけで今回の診療報酬改定が何をポイントにしているのかわかりますよね。診療所の方なら、在宅医療、訪問看護、看取り。そういったところが仕事に直結するのではないでしょうか。仕事面だけでなく、自分が老いていく未来が、国がどういう構想を練って計画していくのかがよくわかります。安倍内閣は現在消費税アップを棚上げしていますが、今の私たちにとってはうれしいことかもしれませんが、そのお陰で財源が見込めず、医療費削減に向かわざる負えない現実もよくわかってきます。
政治が将来の自分たちに、未来の子供たちに影響を与えているなんてあまり考えたりしませんでしたが、もっと長い目で政治に関心を持って、選挙に行かなくてはと思った次第です。
まとめ
この本は90PほどのB5判の薄めの本ですが、今回の診療報酬改定を理解するには、十分な内容です。全体的な動きを知りたい方、中医協の資料で頭を痛めている方は是非この一冊手に取ってみてください。お勧めです。
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