春は新しい旅立ちです
3月になって、春らしさが感じられるようになってきましたね。新社会人になる方も多いことと思います。
医療事務としてこの春、就職っていう方も多いのでは、ないでしょうか。医療事務はいくつからでも始められる仕事でもあるので、三十路にして四十路にしていえいえ、五十路にして医療事務に就職って方もいるかもしれませんよね。新卒にしろ、既卒にしろ、新しく医療事務を始めようとされている方にもわかりやすいブログを目指して今後も書き続けたいと思っています。
医療事務は、どちらかというと、女性のパートのイメージが強いかもしれませんが、そんなことはありません。正社員で定年まで働くことのできる職業ですし、もちろん男性も沢山います。子育て世代の方々がパートで、五十路を過ぎたって、六十路を過ぎたって、働き続けることも出来る仕事です。就職先も全国どこにでも医療機関はありますし、働き方を自分の生活パターンによって変えられるのもメリットの一つ。
縁あって、医療事務に携わることになった皆さん。一緒に医療事務を楽しんでいきましょう。
医療事務で最初につまづく所
私が初めて医療事務を始めた時に(39歳の時でしたが)、まず戸惑ったのが、医学的な専門用語でした。今でこそ、専門用語も理解し、使えるようになりましたが、最初は何のことだかわからない言葉が飛び交うので、「しまったなあ~」と思ったものです。
保険証一つにしても「国保」だとか「組合」だとか、「後期」だとか略語で回りの皆さんが話されるので、???の毎日でした。知らない言葉も毎日、聞いていると自然と身に着くものですが、やはり赤ちゃんが言葉を覚えるのとは、違います。一日も早く実践力を身に着けたいなら、やはり、勉強が必要です。
初めての用語、初めての略語、すべてメモして、聞いて、調べて、覚えていきましょう。その地道な努力は必ず役に立ちます。
「用語集などは、医療事務の本を探せばあるから、ノートにする必要ないし。」確かにそうなのですが、おすすめは、自分だけのオリジナルノートを作ること。ノートをうまく取った人は、絶対に仕事が出来るようになります。
最初は、新しい環境に慣れるだけでも大変ですが、毎日、家に帰ったら必ず今日の業務をまとめてノートを作成していきましょう。最初の3か月間の努力は必ず今後の貴方の力の源となります。
ノートの作り方
- 知らない言葉はすべてその場でメモを取りましょう。
- 業務の合間であったら、諸先輩方にその意味を聞いたり、家に帰ったら必ずその意味を自分でも調べましょう。
- 意味がわかったら、その言葉と意味をノートに整理します。整理の仕方はあいうえお順でもいいですし、検査用語、カルテ用語、保険用語などのように、各部門に分けてもいいでしょう。普通のノートだとあとで引いたり足したりができないので、ルーズリーフなどもお勧めです。
- 次にその覚えた用語を積極的に仕事場で使うこと。これで完璧に自分のものになります。
- 「○○さんは、皮下注してたよね。」とか「○○さん、協会けんぽから国保に変わったね。」とか。使えば使うほど身についていきます。
おすすめ用語集
医学通信社から出ている用語集は、1冊持っていると便利かもしれません。医療事務の本はどれも高い本ですので、躊躇してしまいますが、医療の言葉がちんぷんかんぷんで困っている人にはお勧めです。
まとめ
私も最初は週数回、数時間のパートでしたので、そんなに医療事務を真剣に覚えるつもりはありませんでした。教わったことをミスなくすればいいや。ぐらいにしか考えていなかったので。
しかし、やはりそこでお給料を頂く以上、プロ意識を持って仕事をしなくては。と思い、段々と医療事務の勉強をしていったところ、その面白さに目覚めた一人。
これからも医療事務の面白さをブログで紹介していきますね。
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