特定疾患処方管理加算1.2(旧:長期と特処)誕生
診療報酬改定1日目
特定疾患処方管理加算1、2
- (従来の特処)診療所又は許可病床数200床未満の病院である保険医療機関において、入院中の患者以外の患者(別に厚生労働大臣が定める疾患を主病とするものに限る)に対して処方を行った場合は、特定疾患処方管理加算1として、月2回に限り、1処方につき18点を加算する。
- (従来の長期)診療所又は許可病床数200床未満の病院である保険医療機関において、入院中の患者以外の患者(別に厚生労働大臣が定める疾患を主病とするものに限る)に対して薬剤の処方期間が28日以上の処方を行った場合は、特定疾患処方管理加算2として月1回に限り、1処方につき66点を所定点数に加算する。ただし、この場合において同一月に特定疾患処方管理加算1は算定できない。
- 特定疾患処方管理加算(特処)→特定疾患処方管理加算1 18点(従来通り)
- 28日以上の長期投薬加算(長期)→特定疾患処方管理加算2 66点(+1点)
まとめ
単純な名称変更ですが、正直、なんだかわかりにくくなりました。明確化、合理化を図る観点とはいえ、長年、「特処」、「長期」と慣れ親しんだ名前だったので、少し慣れるのに時間がかかりそうです。
ちなみに処方箋の「箋」の字が漢字になったのにはお気づきになりましたか?処方せん→処方箋へ。処方箋の「箋」が常用漢字に書き加えられたのが2010年。その後しばらくは「処方せん」でも差し支えないとなっていたようですが、今回の改正で処方箋になっていましたね。
処方箋の「箋」正しく書けますか?案外難しい字ですね。
たけかんむりに、「戈」「戈」で 箋
このような言葉がありますよ。