マラソン大会での転倒
先日、ハーフマラソン大会に出て、見事に転倒した記事を書かせて頂きましたが、(→マラソン大会での転倒)あれから1週間を経過したにも関わらず、中々膝小僧の怪我が治りません。
子供の時は、昭和の時代の子供でしたので、赤チンなるものをつけて、(平成生まれの人は知らないんだろうなあ~。マキロンのような消毒液の赤色版です)、ひたすら患部を乾かして、かさぶたを作っては剥がし、またかさぶたを作っては剥がしといった感じでした。
しかし、最近は便利なものが市販されるようになりましたよね。
キズパワーパッドです。
これ、これです☟
今までの怪我の治療は、ひたすら患部を乾かして、かさぶたを作って治すのが主流でしたが、最近は患部を潤して、怪我から出る液体を利用して治す方法が主流らしく、私も今回の怪我にこのキズパワーパッドを試してみることにしました。
怪我から3日目
キズパワーパッドを貼って3日目あたりから患部が痒くなりまして、たまらなくなったので、そっと剥がしてみると・・・まだ十分治りきっていない患部が赤くにじんだまま。早すぎたなあ~と思い、また新しいキズパワーパッドを貼りました。そして我慢することまた3日。今度こそと思って剥がしてみると、表面の古い皮が、ぼろっと剥がれて、薄くできた新しい表皮が表れているではないですか!
それにもちろん、かさぶたなどありません。「すご~い」思わず声が出ましたが、勢いよく剥がしてしまったせいで、一部まだ乾ききっていない部分が、再び血が滲み始めたではないですか。
またまた慌てて、もう一回キズパワーパッドを貼った次第です。
そして今日でまた3日目。今度こそと思って剥がしてみると・・・あと一息のところまで来ている感じ。若い細胞なら、すぐにでも治るのでしょうが、やはりこの年になると、時間がかかるようです。
創傷処置
ところで、医療材料でハイドロサイトとかETとかって、ご存知ですか?当院でも褥瘡の出来た患者様に貼付することがあります。キズパワーパッドの使用方法をよく読んでみると、これも同じ成分、ハイドロコロイドが使われているんですね。
私が使ったのは、市販のものですが、医療で使う場合はどういう風に算定したらいいのでしょうか。
これらの医療材料を使って、治療をした場合は、創傷処置で算定します。材料費ももちろん算定できますので、お忘れなく。
詳しくはこちらに書いてありますのでご参照下さい。→皮膚欠損用創傷被覆材一覧
わかったつもりでいた処置でしたが、自分ではじめて使用してみて、実感がわきました。
まとめ

最近は、ロキソニンやガスターを始め、病院でしか手に入らなかった薬が市販で手に入る便利な時代になりました。もちろん医薬品と違って、容量が少ないものですが。
しかし、市販で買うとやはりお値段はお高め。医療機関にかかって、診察料+薬剤料を保険で払う方が得か、はたまた市販薬を少しお高めで気軽に買うのが得策か。インターネットで手にいれることが出来る薬もありますし、賢く選択できる時代です。
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