あなたが支払った医療費の見方教えます。 外来迅速検体検査加算
外来迅速検体検査加算もその一つ。旧電子カルテは勝手にカウントしてくれたのに、新電子カルテは自分で検査項目を見分けてカウントしていかなくてはなりません。最初はその検査を見落としたり、多く算定したりして、返戻になったり、患者様に返金したり。
自分が、甘い仕事をしてたことに気付きました。
病院で検査を受けると、思った以上に高い料金を請求されます。
診療点数早見表を確認すると・・・
外来迅速検体検査加算
「外来迅速検体検査加算については、当日当該保険医療機関で行われた検体検査について、当日中に結果を説明した上で文書により情報を提供し、結果に基づく診療が行われた場合に、5項目を限度として、検体検査実施料の各項目の所定点数にそれぞれ10点を加算する。」とあります。
もう少しわかりやすくいうと・・・
検査を実施したその日のうちに、検査結果を説明したうえで文書で情報提供し、結果に基づく診療が行われた場合、算定が出来ます。
①外来患者に対して、下記の検体検査を行った場合を対象とすること。
②検査結果は、文書で説明をし、結果に基づく診療が行われること。(文書の様式は任意です。)
③加算は1日につき5項目を限度とすること。
④同日に「時間外緊急院内検査加算」を算定している場合は、算定できない。
⑤行なった規定検査のすべての結果を報告した場合のみ、算定できる。
⑥1日に2回の採血が行われた場合も、併せて1日5項目を限度として算定する。
〈外来迅速検体検査加算の対象項目〉
D000 尿中一般物質定性半定量検査
D002 尿沈渣(鏡検法)
D003「7」糞便中ヘモグロビン
D005「1」赤血球沈降速度(ESR)
「5」末梢血液一般検査
「9」HbA1c
D006「2」プロトロンビン時間(PT)
「11」フィブリン・フィブリノゲン分解産物(FDP)定性
〃 半定量
〃 定量
「20」Dダイマー
D007「1」総BiL、TP、アルブミン、BUN、クレアチニン、UA、ALP、ChE、γーGT、TG、
Na及びCl、K、Ca、グルコース、LD、CK
「3」HDL-Cho、T-Cho、AST、ALT
「4」LDL-Cho
「18」グリコアルブミン
D008「9」TSH
「15」FT4、FT3
D009「2」CEA
「3」AFP
「6」PSA、CA19-9
D015「1」CRP
D017「3」
細菌顕微鏡検査(その他のもの)