今朝の地震
今朝、車の中でいつもと同じようにお気に入りの音楽を聞きながら、出勤していました。突然、スマホのけたたましい地震速報が流れました。
「チャラン チャラン!緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください。車を停める場合はハザードランプをつけてから止まって下さい。緊急地震速報です。・・・」
「え?全く揺れてないけど?」って車に乗ってるせいか全く揺れを感じなかったのですが、慌ててラジオをつけると、関西地方震度6弱の速報。慌てて、家族に連絡をいれて、家族全員の無事を確認しました。(なんたって、我が家は家族バラバラで、京都、滋賀、兵庫に分かれて暮らしているので、こういう時は実に心配です。)
それにしても地震速報はいつもなんて怖いんでしょうね。リアルな大きな音で鳴り響きますよね。
実は2年前にも同じ経験を大分でしたことがあります。実家の父に会うために一人で大分のホテルに泊まっていたときのこと。夜中の突然の、地震速報と共に大きな熊本地震発生。ホテルの館内放送が鳴り響き、「今すぐ避難してください。」とのこと。廊下に出ると、ホテルの宿泊客が大勢、着の身着のまま避難階段を降りていっていました。真夜中に見知らぬ家族たちと手を取り合って、ホテルの外に出て待つこと、3時間ほどでしたでしょうか。ホテルの安全を確認してようやく部屋に戻れたものの、余震が続くホテルで生きた心地がしませんでした。
今回の地震も余震が怖いとのこと。今夜は靴と懐中電灯をそばに置いて眠ろうと思います。
診療所の避難場所
皆さんの診療所では、避難訓練をしていますか?当院では必ず消防の指導のもと、スタッフ全員で避難訓練をしています。
今春の避難訓練では、処置室から火が出たとの設定で、避難訓練を実行しました。
- 「火事です!」と叫び、119に連絡をするスタッフ1
- 消火器を取りに行き、消火活動をするスタッフ2
- 患者さんを誘導し、避難場所まで連れて行くスタッフ3
- 戸締りをし、全ての電源を落とすスタッフ4
- 最後に全員避難したことを確認するスタッフ5
- そしてもちろん全ての指揮官は院長です
私の役割はスタッフ2で、消火器を取りにいき、火の手が天井まで届いていないときは消火活動をする役目です。「火を消すなんて、一番怖い役目じゃん!」訓練用の消火器も使用させてもらい(中に水が入っています)、消火活動も体験させてもらいました。
診療所で火事や災害が起こった時、どこが避難場所か知っていますか?もし知らないようでしたら是非確認しておきましょう。患者さんは足の不自由な人も多いはず。スムーズに避難することが出来るよう普段からシュミレーションしておくことが大切です。
まとめ
今回の地震で大きな被害に遭われた方も多く、現実にまだ各々の家庭で停電をしていたり、断水だったり、避難していたり、帰宅難民の方もいたりして、一刻も早く復旧することを祈ります。余震がまだ続く可能性もあります。皆さん、十分お気をつけて。
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