身近な人が亡くなった後の手続きのすべて
Amazonでこんな本を買いました。
言い忘れましたが、今のところまだ同居中の夫の両親と、私の実家の父は元気です。(実母は25年前に亡くなりましたが)
しかし、親世代の死だけでなく、私や夫も50を過ぎましたので、昔だったら疾うに死んでいる年齢。ある日突然、こんなことが必要になってくるかもしれません。突然のその日に慌てないように、一冊身近に置いておこうと思って購入しました。
患者様が死亡した時
医療機関に勤めていると、悲しいかな、事務仕事と言えども、人の死に間接的に触れることはありますよね。今は診療所勤めなので、直接患者様の死の場面に出くわすことはありませんが、病院勤めの時は、ドクタークラークをしていたこともあり、救急室に運ばれてきた患者様の処置にドクターと一緒についていき、蘇生をする医師の傍らで、電子カルテに蘇生のための処置の記録を淡々と打ち込むこともありました。救急室での蘇生ですので、患者様が目の前でお亡くなりになる場合も勿論あり、そのあと、霊安室のカギを開ける仕事は本当にいやな仕事でした。
今は診療所勤めなので、さすがに目の前で患者様はお亡くなりになりませんが、いつも受付で会話をしていた患者様が、突然亡くなられたと近隣の病院から一報が入ったりなどはよくあること。「○○さん、亡くなったんだって。」待合室で、そういう会話はよく耳にします。
訪問診療に行っている患者様は特に注意していなくてはなりません。悲しいかな、突然亡くなって、医師が死亡確認に行くことも想定されます。
患者様が死亡したとき・・・その日は突然やって来ます。患者さんの家族は急いで死亡診断書を取りにきますし、会計も済ませておかなくてはなりません。会計後に間違いがあったとしても、追加でお金を頂くことなんて出来ないことです。事務として必要なことは、「その日が来た時」素早く正確な会計と書類作成をすることです。
死亡マニュアルを作成しておく
縁起のいいことではありませんが、死亡マニュアルを作っておきましょう。必ず役に立つ日がやってきます。一番多いのは訪問診療の在宅患者様が亡くなるパターン。亡くなる前は、訪問回数や往診が増えたり、訪問看護からの報告も頻回になったりしますよね。そうなるといよいよその日は近いのかもしれません。死亡の連絡があったら、ドクターは診療を中断しても患家に出向くかもしれません。その時の対応マニュアルも必要になります。
- 死亡時の状況(訪問時なのか往診時なのか)
- 死亡した日時(往診で行った場合は死亡時刻によって取れる加算も変わってきます。)
- 死亡時の加算(看取り加算、死亡診断加算、在宅ターミナルケア加算など)
- 死亡診断書作成(死亡診断書の料金は決めていますか?正しく診断書を書けますか?)
まとめ
我が家の愛犬は今年の7月で12歳になります。最近はすっかり茶色だった毛も白くなり、毛の量も少なくなってきました。しかし、老犬ですが今のところはまだ元気に走り回れますし、体調も上々です。でも犬ですのであと生き永らえたとしても数年程度。いつまでも一緒にいたいですが、その日は突然やってくるはずです。一人でその日を想像しながら涙を流してる私。こういう時は昔子供に読み聞かせをした絵本を取り出してきます。もし、読んだことがない方がいたら、是非一度読んでみて下さい。子供への読み聞かせは勿論、大人になって読んでも感動できる絵本です。
「なっちゃん🐶、ずっと、ずっとだいすきだよ。」
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