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医療事務は生き残れるか

時代を読む


私は今すぐ転職を希望しているわけではありませんが、Indeedやバイトルといった求人サイトアプリに登録をしています。登録をしていると、常に求人広告が入ってくるので、「今の医療事務の相場」を知ることも出来ますし、どこかに幸運が落ちているかもしれませんしね。

求人広告には職種を「医療事務」と「医師事務作業補助者」で登録していますが、以前は圧倒的に「医療事務」の求人が多かったのですが、最近は「医師事務作業補助者」の求人がうなぎ上りに増えてきています。私が医師事務作業補助者になった頃(8年くらい前でしたか)は、ほとんど医師事務作業補助者の求人などなかったので、最近はパートではなく正社員としての採用も増え、驚くべき現実です。

「医療事務」と「医師事務作業補助者」。似て非なる仕事ですが、これからの時代にはどちらの仕事が生き残れるのか勝手に検証してみました。




医療事務にもBPO時代がやってくる


買い物に行かずしても、Amazonや楽天などでショッピングが出来るようになったり、診療がオンラインで出来る時代になったり(オンライン診療料も診療報酬として正式に認められたのは医療事務関係者ならご存知の通り)時代は刻一刻と変わってきています。10年前に考えられなかったことが、今の当たり前になっていく現実。

「医療事務」は今後どうなっていくのでしょうか。10年後に生き残っている職業なのでしょうか。

医療事務の仕事を見てみると・・・


  • 受付

  • 保険証確認

  • 診療報酬点数の計算

  • 会計

  • レセプト業務



最近は一部の医療機関で、受付は自動受付機があったり、会計も自動精算機があったりします。保険証もマイナンバーが普及すれば自動で読み取りが出来る時代になるでしょう。唯一診療報酬点数の計算やレセプト業務も外部委託の時代になるかもしれません。BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)は今既に企業の一部では総務や人事といった仕事では当たり前に行われていますので、医療事務の特権だった診療報酬点数も外部に委託すれば、医療機関に医療事務員は要らなくなるのです。




「医師事務作業補助者」はどうでしょう。医師の膨大な事務作業を軽減するために最近広がりを見せ始めた仕事ですね。仕事をざっと見てみると・・・


  • 病名入力

  • 書類作成(診断書、紹介状等)

  • コスト算定

  • 記事入力

  • 処方箋入力

  • 予約

  • 検査オーダー

  • 入院申し込み


どれもこれも医師が今まで行ってきた仕事を肩代わりするものばかり。業務内容をみてみると、ただパソコン(電子カルテ)が早く打てるだけでなく、医師業務を理解するための医療知識、コストを入力するための診療報酬事務知識が必要なことが分かります。医療秘書の意味合いも強く、担当医師とのコミュニケーションスキルも必要となります。「秘書」のような人がする仕事は、どんなに時代が進んでも必要とされる仕事。「医師事務作業補助者」こそ、外部委託されることも、機械に肩代わりされることのない仕事ではないでしょうか。




医師事務作業補助者を目指そう


私の勝手な見解を書いてみましたが、今、医療事務をされている方で医師事務作業補助者に興味を持たれた方は、是非私のブログの【カテゴリー】の中に医師事務作業補助者の記事を覘いてみて下さい。医師事務作業補助者の現実を書いてあります。今後は今よりもっと「医師事務作業補助者」が必要とされる時代が必ず来ると思います。








twitter_icon_f07a237e2197fdd9edc11b0fafb74c95.jpgなつこからのお願い



(只今アンケート募集中)全国の医療事務の方々が一体どのぐらいの給料、賞与なのか、興味がありませんか?そういうことって隣のクリニックのことさえ、わからないものですよね。もちろん正社員、パート、アルバイトと条件は違うので一概には言えませんが、もし、大勢の方がご回答いただけるようでしたら、必ず集計してブログで医療事務の給与の実態を発表しますので、アンケートにご協力ください。






  1. 勤務状況(病院か診療所か等)





  2. 雇用状況(正社員かパートかアルバイトか等)





  3. 給与額





  4. 賞与額






このブログのコメント欄に1~4を記載して頂き、送信してください。もちろん無記名(ハンドルネーム可)、ブログ非公開扱いで構いません。非公開でコメントを頂ければ一切、ブログに載ることもありませんし、私の方でも個人を特定することは一切できませんので安心して、コメント欄に回答頂ければと思います。操作を誤って公開にした場合はこのブログにそのまま載ってしまいますので、ご注意下さい。




またメールフォームも用意してありますので、そこにコメント頂いても結構です。(私のメールアドレスにそのまま届きます。但しこの場合は、個人のメール番号がこちらで把握出来てしまうので、ご了承下さい。)








★ブログ内のプラグインに「今年の夏のボーナス」アンケートも実施していますので、こちらは該当部分をクリックして頂くだけのものです。みなさんの集計結果もすぐに「投票結果」から見ることが出来ます。多くの方にクリックして頂くと、全国のみなさんの医療事務の実態を見ることが出来ますよ。








既にご協力頂いた方には深く感謝致します。














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Re: 医療事務は生き残れるか

Nさん、コメントありがとうございます😊
私も派遣、アルバイト、パート、正社員で、病院からクリニックまで様々な働き方をしてきたので、Nさんのお気持ちよくわかります。
自分が何を一番優先させるか、それが重要ですよね。
これからも医療事務の良い働き方も含めて、皆さまにブログで発信できるよう頑張りますね。

身につまされます

電子カルテを導入し、本稼働まであと数日となりました。Dr.も私たちも操作に慣れて、受付も会計作業も格段に楽になった今、気になり始めたこと……。
「医療事務員、多すぎない?」
今まで座る時間もないくらい忙しく、患者さんからも「悪くて話しかけづらい」と言われていたほど。それが今はお会計をする際に、患者さんと会話する時間があるんです。入力作業者も会計作業者も、手を止めている時間がある。私たちは、ひと息つけるけれど、院長から見たらどうだろう?
「人員削減」って言葉が浮かぶんじゃないだろうか?
その場合は誰が対象?
パートさん?それとも経費がかかっている社員? それとも無資格者?
モヤモヤしていたこの時期に、タイムリーな話題でドキッとしてしまいました。

Re: 医療事務は生き残れるか

秘密さん。コメントありがとうございます😊
電子カルテ導入時は本当に忙しくて、覚えることも沢山あって、紙カルテに戻りたい!って思うこともありましたが、使い慣れていくと本当に便利で今まで何やってたんだろなぁ〜って思うぐらい便利ですよね。
便利な反面、確かに経営者としては人員削減を考えるかも。従業員としては心配の種ですよね。

私も病院勤めの時代に、電子カルテ導入を機に、人減らし?のためか、私も当時派遣元であった上司に、医療事務から医師事務作業補助者になることを勧められて、資格を取りに行きました。
そのお陰で今があるので、人生なにが起きるかわからないものです。
法人なら、そんなに簡単に人を切る訳にいかないはずなので、大丈夫だと思いますが、個人経営だとしたら、院長の考え方ひとつなので、こわいとこですね。
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Author:なつこ
某クリニックの医療事務をしております「なつこ」と申します。
現在、医療事務と医師事務作業補助者の二束のわらじで勤務中。
全国の医療事務員の皆さま。診療報酬でつまずいた時、どうされてますか?
医師事務作業補助者の皆さま。あなたのドクターに不満はありませんか?

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医師事務作業補助者にもっと光を
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特にクリニック勤務の場合、病院勤務に比べ、相談する相手がいなくて困っていませんか?
かく言う私がその一人。診療報酬に携わる皆さん、医師事務作業補助者の皆さんへの応援ブログです。

(ちなみに、当ブログで掲載された診療点数の内容に関しては私個人の見解ですので、内容に関してのトラブルには一切責任を負いません。)
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