今月のレセプトチェック インフルエンザ検査
インフルエンザ検査 月2回施行 減点

Q:インフルエンザ検査 月2回で減点
<病名>インフルエンザ疑い
<内容>
2016年12月分
インフルエンザウイルス抗原定性 ×2⇒ ×1に査定
免疫学的検査判断料 ×2 ⇒ ×1に査定

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*12月1日に初診。
<主訴>今朝から、39度の発熱と関節痛がある
<所見>インフルエンザを疑う インフルエンザ迅速キットを使用して、検査実施
<処置・結果>検査の結果は陰性 咽頭炎の診断 薬処方
<指導>解熱剤を使用しても解熱しない場合は、再診を指示
*12月2日に再診。
<主訴>解熱剤を使用しても、38度台の発熱持続 全身症状が強い
<所見>インフルエンザを再度疑う 初診時のインフルエンザキットでは、反応しない場合も考えられるため、再度インフルエンザ検査実施
<処置・結果>インフルエンザA型+反応あり インフルエンザA型と診断 インフルエンザ薬処方
<指導>速やかにインフルエンザ薬を使用し、家族、職場の方に感染しないよう指導
A:再審査提出(症状詳記 例)
2016年12月1日に高熱と関節痛で受診。インフルエンザ様の症状で検査実施したが、陰性であり、対症療法実施。翌日も症状改善せず、再受診。インフルエンザ検査キットの感度は24時間以上経過すると高まる事実があり、前日が偽陰性である可能性を考慮し、再検査を実施した。