会計について
会計のやり方
突然ですが、皆さんのクリニックでは、どんな会計の仕方をしていますか?
私が思うに、当院は電子カルテだし、予約システムもインターネットが利用出来たりと、中々最先端を行っていると思っているのですが、会計システムだけがとても古くさいのです。どんな方法かと言うと、
- 電子カルテで請求金額を計算し、領収書と処方せんを打ち出します。
- 手書きの会計簿に、患者名と領収書の金額を書きます。
- 古い、昔からあるようなレジスターに、患者のIDと金額を打ち込み、その後患者様から預かった金額を打ち込むと、お釣りの額が表示されます。
- お釣りをそのレジスターから自分で数えて、手渡します。
どうですか?領収書の額が分かっているのに、わざわざまた会計簿に記入し、その同じ額をまた手入力で打ち込む。レジスターの操作を少しでも間違うと、戻る操作にまた手間がかかる。会計額が分かっているのに、わざわざ間違う為にやってるのか!と思うくらい不毛な手順。間違えて、最後にお金が合わないとなると、たとて10円でも始末書を書いて提出しなくてはならない。そのため、会計に当たった人は、お金をもらうことに神経を使うため、他の業務が出来ない。
なんかおかしいよな~。ってずっと思っていたのです。今回の院長との面談の時に、この事を提案したところ、案外あっさりと賛同して頂けました。近いうちに1人、スタッフが辞める事情もあり、新しい人を雇うより、新しい会計システムを導入した方が安いと踏んだようです。
自動精算機
今日、たまたま父の通うクリニックに同伴したところ、なんと自動精算機が置いてありました。
「あっ!すごい!これ、自動精算機なんですか?電子カルテと連動してるんですか?」なんて、質問を思わずしちゃいました。自動精算機は受付の横に置いてあり、分かっている人は、次々と会計をしていき、患者様もすっかり慣れている様子でした。これだと、絶対にお釣りの間違いも生じないし、会計簿と電子カルテの帳票が合わないなんてことも絶対にありません。これこれ!これこそ、私の理想としているものだ。と1人感動した私。大きな病院でこそ見かけたことがあるものの、小さなクリニックでもこうやって現実に導入しているところもあるのだと、タイムリーな運命の出会いを感じました。
電子マネーの時代
自動精算機だけで、感動している私でしたが、当院はまだクレジットカードも導入していません。理由は院長が、決済が面倒だからという理由。
最近は電子マネーも当たり前になって来ましたし、スマホ決済も出来るのが普通になってきました。私も近所のスーパーでEdyとnanaco を使っています。最近はアップルウォッチにSuica を登録したので、電車もアップルウォッチを軽くタッチするだけで、改札を通り抜けられるので、とても重宝しています。
そろそろクリニックにもその時代が来るのも近いのは確か。そこにも対応した会計システムが必要かもしれませんね。
まとめ
今日は昨日に引き続き、新幹線の中からブログを書いています。院長の学会休みを利用して、福岡に住む父に逢いにきて、帰るところです。昨日は父に会った後、1人で小倉の町を歩いて来ました。小倉城を見に行ったのですが、ちょうど天守閣の改修工事中。中には入れませんでしたが、外から眺めて来ました。比較的小さなお城でしたが、とても綺麗な風情のあるお城でしたよ。