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医療事務お勧めのレセプト本

レセプトお疲れ様です


レセプトシーズンになりました。皆様忙しく業務に携わっている頃かと思います。10月はインフルエンザワクチン接種も始まり、大忙しの毎日。その合間に業務を遂行していると、どうしても他のことがおろそかになったりするもの。今日も院長から、「今月のレセプト、病名が抜けてるの結構あるよね~。」などと嫌味を言われてしまいました。(ちなみに当院ではレセプト点検は院長と事務との共同作業です)当院の院長は完璧主義者。見つかった病名漏れは、数件。しかし、数件のミスも顔で笑って心で許してはくれません。病名が抜けた返戻など、もってのほか。事務の怠慢と不機嫌な態度を取られます。今日も「給料下げるぞ!」とまでは言われませんでしたが、その勢いで嫌味を言われてしまいました。

「君たちを事務のプロだと思って雇ってるんだから。」嫌味の後は必ずこの台詞。確かにそうなんですけどね。機械じゃないんだから時々そんなことも起きますわ。って心の中では思うんですけど。甘いですかね~。




書籍代に5万円?!





嫌味な厳しい院長の基で4年間仕事をしたお陰で、レセプトには強くなりました。ある意味感謝。しかし最初からこうだった訳ではありません。知識をつけるために結構、医療事務関連の本は読み漁ってきました。中でも医学通信社の本は粒ぞろいなものが多いので、とても勉強になります。少しお値段が高いのが玉にキズですが。この4年間で使った書籍代は5~6万円ほど。医療事務の点数、仕組みは改訂ごとに変わるので、中古品では役に立たない場合も多いので、常に最新版を揃えていっていると、こんな値段になってしまうのです。

特にAmazonがお気に入りなので、医療事務関連だけでなく、気になった本はすぐにぽちっと購入してしまう性分。半分くらいは「あっ。これ失敗。」と思うものもありますが、買ってみないと成功も失敗もわからないもの。

今日は私のお勧めの最近出た(これから出る)レセプト関連書籍を紹介します。




医療事務お勧め本












まずはこれ!医学通信社出版の「プロのレセプトチェック技術2018-2019版」です。私は毎回新しい年度のものがでると、必ず購入しています。

お勧めポイントは、


  • 請求漏れの事例が、具体的に書いてあること!


返戻、若しくは再審査の時に、まずは自分の事例と同じものがないか探してみて、私は何回かこれに助けられたことがあります。全く同じ事例とはいかないまでも、同じようなケースが書いてあったりして、非常に見やすいです。全部に目を通していなくても、目次で検索できるので、辞書のように使うことが出来ます。




次にまだ未発売のもので、私が今回初めて購入しようと予約をしているのは、同じく医学通信社の「請求もれ・査定減ゼロ対策2018-2019年版」という本です。医学通信社のホームページで内容を斜め読みしただけですが、レセプトチェックって何をしたらいいんだろうと思っている人には参考になりそうな本です。私は我流でレセプトチェックをしているので、一度目を通してみて自分のレセプトチェックの技術を見直したいなあと思って予約しました。実際本が届いたら、またブログで紹介しますね。




まとめ


11月に入り、すっかり秋らしく、寒くなってきましたね。秋の夜長に読書はぴったり。医療事務の本もいいですが、寝る前に小説を読むのも中々いいものです。今、読んでいるのは村上春樹先生の「東京奇譚集」。18歳で「ノルウェイの森」に出会った以来のハルキストですが、この本はまだ読んだことがなくて、「ハナレイ・ベイ」が映画化されたこともあり、単行本を購入しました。その中の一つが「ハナレイ・ベイ」で、その他の短編集のどれもこれも期待を裏切らない小説ばかり。すっかり夜更かしの毎日です。

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Re: こんばんは

wa・・さん。お久しぶりです。こんばんは。

アルファロールの査定ですか。病名もあっての返戻。全く???の返戻ですね。
残念ながら私は骨粗しょう症系の薬での返戻は経験がないので、一般的なことしか言えませんが、薬の返戻、減点は、多くは病名が抜けている場合で、次に多いのが投与量や投薬日数の過剰、多剤との併用禁忌等が考えられます。

ちなみにアルファロールの適応病名は骨粗しょう症の他にも慢性腎不全、副甲状腺機能低下症などもあります。特に気を付けたいのは、3㎍では骨粗しょう症は適応にはなっていません。その他にビタミンD3製剤が他にも併用されていたり、必要以上に処方日数が過剰なんてこともありませんかね。一回の処方日数があまりにも長期化しているってこともないですかね。

減点で戻ってきた場合は、その理由が細かくは記載されていませんが、ABCDの記号で大方の理由が区別されていますよね。これでは確かに分かりにくいものです。基金に問い合わせをしても理由を教えてくれないとのことですが、基金には説明責任があると思うのですが・・・。

しかしながら既に再請求もしたとのこと。もちろん病名抜けがないのが前提で、投与量や多剤との併用禁忌かどうかも十分考慮して、ドクターと相談の上、再請求されたものとお見受けするので、頭が痛いことと思います。
もう一度、こういうパターンがどうして起こったのか、単純ミスなのか医学的根拠の相違なのか。今後同じ減点をしないように、関係者全員で考える必要がありそうですね。


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