妊婦加算の内容見直しへ
医療事務にとって見逃せないニュースが入ってきました。このブログでも何度となく今年度の診療報酬改定で新点数として加わった「妊婦加算」。世間の声を受けて、見直しが行われるようです。近いうちにその内容も中医協から通達が来るようです。
現状の妊婦加算
現状では妊婦とみなした場合、初再診料に上乗せできるのが、妊婦加算。
医師が診察の上、妊婦であると判断した場合に算定可能であり、必ずしも妊娠反応検査の実施や母子健康手帳の確認は必要でないとされています。おまけにどの診療科でも算定できるし、妊婦に直接関連しない傷病(感冒等)について診察を行った場合にも算定できることになっています。
上記のニュースの中で、「コンタクトを作るだけで、妊婦加算を取られたらたまらない」とありますが、現状では算定できることになっています。
届出も不要で、カルテに妊婦であると判断した旨の記載があれば、算定オーケーです。
まとめ
クリニックに勤めていると自分の世界はとても小さいもの。しかし、医療事務の情報は必須事項。常にアンテナを働かせておくことは重要ですね。中医協のホームページをお気に入りに登録しておくと便利ですよ。☞厚生労働省 中央社会保険医療協議会
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