病気は突然やってくる
世の中には、降ってわいたような出来事が突然起こるもので、病気もその1つです。私はおかげさまで大病なく半世紀を生きてこれましたが、それでも何回かは、降ってわいたような病気を味わってきました。
幼少期は喘息。20歳を過ぎた頃に再度喘息発症。その後、結婚出産子育て時期は比較的、何もありませんでしたが、今から6年前に、突然尿管結石、腎結石発症。悶絶の転がるような痛みで、救急車を呼ぶ騒ぎに。その後治療のため、ESWL(体外衝撃波腎・尿管結石破砕術)も経験しました。
そして、今回久々に訳のわからない病気を突然発症。後頭部神経痛でした。
1週間前ぐらいでしたか、突然、なんだか左片側の一部だけ、頭にピリっとした刺すような痛みを感じたのです。すぐに痛みは治まったので、最初は気にしなかったのですが、30秒から1分おきに、そのピリっとしたような、ズキっとしたような痛みが左片側の一部分にだけ、生じるのです。たとえて言うと髪の毛をぐっと引っ張られるような痛み。その日は、とりあえず市販の痛み止めを飲んで寝てみましたが、一向にその痛みは治りません。同じ場所に間欠的に痛みが来てはすぐに引くので、仕事や普段の生活は変わらず出来るのですが、さすがに5日目を過ぎた頃には、いつ治るのかという不安と、痛みが間欠的にやってくるストレスでイライラとしてきました。
診察を受ける
私の勤めている診療所のドクターは神経内科で、頭の専門家。毎日、この手の頭痛の患者様はわんさかやってきます。私はドクタークラークをしているので、毎日隣で一緒に仕事をしているというものの、毎日の日常業務が多忙だったこともあり、中々自分の症状を先生に相談できずにいました。
しかし、さすがに5日目を過ぎ、全く改善しないこともあり、思い切って先生に相談しました。
診察の結果、神経痛とのこと。頭の中の機能がおかしくなったのではなく、頭の表面の神経がピリピリと痛んでいるようです。リオレサールとコカールを処方してもらい、早速飲み始めました。
服薬を始めてから2日後に、嘘のように痛みが引いていきました。薬が効いたのか、たまたま治る頃だったのか。はたまた荒治療で、ストレス解消のために、18Kほどトレイルランをしたのがかえって良かったのかもしれませんが・・・(私の趣味はマラソンです)
医療事務の不養生
「医者の不養生」とよく言いますが、医療事務だからいつでも医療にかかれるかというとそうでもありません。医療事務でも自分の体調が悪くても忙しくて中々、受診できないことが多々あります。特に診療所勤めの場合、土曜日も仕事ですし、木曜日の休診日も他の診療所も同じく休診だったりしますしね。私も今回はたまたま、診療所の先生の専門と私の病気があっていたため、他院を受診せずとも、治療が出来ましたが、これが、もし畑違いの科の病気だったとしたら、どこか他の病院を受診しなくてはなりません。
忙しい時期は、休みを取りにくいこともあり、本当にこういう時は困りますよね。
ちなみに私の医院では、診察代は福利厚生として無料です。今回頭部CTを撮影してもらったりしたので(本当だったらとっても高い!)、診察代無料は本当に助かりました。因みに薬代は自分で負担します。医療機関に勤めていると、多かれ少なかれこういうサービスが受けられるのは、嬉しいですよね。
まとめ
痛みは大分ましになり、やっとゆっくり眠れるようになりました。しかし、まだ頭を触るとなんだか変なピリピリ感がして、また再発するんじゃないかと実は恐れています。最近、このブログをアップできないでいたのは、どうもスマホやパソコンも神経に悪さをするみたいで、少し控えていました。仕事ではどうしても電子カルテの操作が毎日ありますし、プライベートでは少しでも、パソコンやスマホを避けるべきかなと思ったもので。
みなさんも、思わぬ病気には注意して下さいね。ある日突然、病気はやってくるものですから。
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