自動精算機導入
まもなく平成も終わり、新しい時代が始まりますね。それに合わせた訳でもないのですが、当クリニックにも遂に自動精算機が導入されることになりました。現在使っている支払機が非常にレトロで手入力の機器で、入力ミスも多発、その上最後のお金を合わせる作業にも無駄に時間を費やし、会計だけのために一人のスタッフがつきっきりになっている状態。その上今後スタッフが諸事情で辞めていく可能性もあり、院長に直談判したところ、新スタッフを雇うより自動精算機の方が安いかもと、この度の導入を英断して下さいました。
いよいよ来月、自動精算機がやってきます。ワクワクドキドキ。大きな病院では既に自動精算機が導入されているところを多く見かけますが、クリニックではまだ少数。今後どう役立ってくれるのか、導入後、レポートさせて頂きます。
それに伴い、医療事務の仕事は大幅簡素化。嬉しい反面、医療事務は要らないと言われているような・・・
保険証がマイナンバーに???
このニュースには驚きましたね。マイナンバーカードなんて実際に持っている人なんて私の身の回りには居ませんから。
「2021年3月から原則すべての病院で対応できるように準備を急ぐ」って!国側も実際に動き始めたとしたら、あと2年で病院側も対応を迫られるってことですよね。でも本当にそうなったら、マイナンバーカードに保険証番号が書いてあるわけではないでしょうから、何かチップが埋め込んであって番号を読み取ったり?となると、事務側としては保険証確認すら要らなくなるということでしょうか。新患の登録もマイナンバーカードをピッと読み込ませたら終了だったりして。益々医療事務の仕事は要らなくなりそうです。
電子カルテ
これはもう、ほとんどの医療機関で当たり前になってきましたね。過去の紙カルテをみると「あ~。本当に大変だったなあ。ドクターの字は読みにくいし、処置漏れ、管理料漏れも多くあったし。」入院カルテを泣きながら毎日毎日解読していた自分がとても懐かしいです。紙カルテのお陰で、算定にも強くなったなあ~と思っています。
医療従事者にとって電子カルテは、もうなくてはならない存在ですよね。いかに便利に電子カルテを使いこなすか、今の医療事務にとってそこが重要です。
レセプトチェック
皆さんの所ではレセプト点検は、機械にお任せですか?当クリニックでは幸か不幸かまだ紙レセプトを出して、一つ一つスタッフがチェックしています。手間はかかりますが、そのお陰か、返戻になるレセプトも月2~3件程度。レセプトチェック機能のついたソフトにあこがれもありますが、アナログな作業のお陰で頭の体操にはなっています。もちろんレセプトもは伝送。すごい時代になりました。
医療事務の本領を発揮できる分野にも、人の手が要らない時代が迫りつつあります。
結局医療事務は必要なのか?
医療ですので、人の手のぬくもりや声掛け、そういう仕事は残っていくでしょう。しかし、人数が大幅に減らされるのは覚悟しておきましょう。専門的な内容が分かる精鋭の人間が少し、患者様に気配りをする人間が少し。パソコンを扱える人間が少し。そんなものでしょうか。
こんな時代ですが、医療事務、貴方はまだ続けますか?
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