わかる診療点数早見表ガイド 他の医療機関からの画像・検査

他院からの画像・検査の算定

  診療点数早見表って、医療事務には必要不可欠ですよね。でもどうして難しく書いてあるんでしょう。ここではもっと簡単にわかりやすく解説します。




算定でしばし忘れがちなのが、この他院からの画像・検査の算定です。他院から紹介などで、紹介状と一緒に画像や検査結果を持ってきたり、検査器具がないために他院に検査のみを依頼し、その結果を持って来られた時など、以外に見落としがちな項目です。

他院撮影フィルムを持参した場合の読影料


単純撮影(イ)頭部・頸部・躯幹  85点 初診○ 再診○

単純撮影(ロ)四肢        43点 初診○ 再診○

特殊撮影(スポット撮影等)    96点 初診○ 再診○

造影剤使用撮影          72点 初診○ 再診○

乳房撮影             306点 初診○ 再診○

コンピュータ断層診断(CT MRI)450点 初診○ 再診✖(再診では取れません)


                        ☟


                早見表でチェックしましょう。






ポイント

  • 撮影方法により点数に違いあり

  • フィルム枚数による加算はなし

  • CT及びMRIは初診時にのみ算定できる

  • 診断した所見を診療録(カルテ)に記載すること

  • 病名を忘れずにつけること!

他の医療機関で実際された検査の診断料


心電図検査診断料   70点
負荷心電図検査診断料 70点
脳波検査診断料    70点
内視鏡検査診断料   70点
 早見表でチェックしましょう。☟












ポイント


  • 他の医療機関で描写したものについて診断のみを行った場合は「診断料」として1回につき所定点数を算定できる

  • 患者が当該傷病につき、当該医療機関で受診していない場合は算定できない

  • 他の医療機関で描写した検査について診断を行った場合について、月2回目以降であっても90/100とならない

  • 診断した所見を診療録(カルテ)に記載すること

  • 病名を忘れずにつけること!

まとめ

他院からの画像や検査の診断料の算定は、忘れがちです。何故なら、患者が受付でこれらの画像や検査を提出してくれないことがあるからです。診察室でドクターに直接手渡した場合、医師がその読影に「診断料」が取れることを知らずにそのままになってしまう可能性もあるのです。

算定もれを防ぐために、院内システムを整えることが重要です。

  • 受付で患者様に他院からの紹介状や検査などがないかを確認する

  • 確認したら、伝票などで会計時に算定もれがないよう工夫する

  • 診察室で読影に診断料がかかることを、医師、看護師等にあらかじめ通知しておく


私は医師事務作業補助者になって、初めて他院からの画像・検査の読影料が意外に多く漏れていたことに気が付きました。医事課にいては気が付かなかったことでした。唯一診察室で医療費にアンテナを張り巡らせることの出来る立場なので、算定もれがないよう、今後も気を付けていこうと思っています。



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某クリニックの医療事務をしております「なつこ」と申します。
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