復習しましょ:初診
医療事務は無くなるの?
私は今年で医療事務に携わってから早17年目を迎えます。とうとう、オンライン資格システムがこの春から導入されて、保険証の確認も機械がする時代になります。保険証確認から電子カルテ、自動精算、レセプトチェック、レセプト送信に至るまで今まで私たち医療事務員がしていた仕事がAIに全て取って代わる日ももうそこまで来てしまっています。
さて、この先医療事務員はどうやって生き残っていけばよいのか。仕事は淘汰されるのか。そんなことはありません。そう、AIはどんなに優秀でもそれを管理したり、設定したり、AIをうまく扱える医療事務員がいなければ、うまく機能しないからです。でも少なくとも人数は今よりも減らされることは間違いなく、その中でより業務を深く理解している人のみが、生き残っていけるのではないでしょうか。
医療事務として今後も生き残っていくために、まずは医療事務の基本を一緒に勉強しなおしませんか。
「初診」とは?
- 初めてこの病院に来た→〇
- 初めてこの病気になった→〇
- 初めてこの先生にかかった→〇
- 診察を勝手に中止し、1か月以上が経過し、また同じ病院で同じ病気で診察を受けた→〇
- 慢性疾患(高血圧、糖尿病など)で治療中の場合、2か月が経過して再度同じ病院を受診した→✖(なぜならこれらの生活習慣病のような病気はそもそも2ヶ月程度で完全に治らない病気だから)
- 慢性疾患でも一旦治って、2か月が経過して、急にまた発症した(ぜんそくなど)→〇