あなたが支払った医療費の見方教えます。 胃内視鏡検査

1ヶ月前から、どうも胃の調子が悪く、吐き気もあり、食欲もダウン。毎年夏バテをするタイプなんですが、ちょっと、その季節には早いし。当院の院長に頼んで、パリエットを処方してもらうも、改善なし。これは胃カメラしかないと、近所の胃腸科を受診しました。胃カメラは、四年前に健診を受けた以来なので、患者として、ドキドキの受診です。


受付


まずは、受付。やはり事務スタッフの対応、気になります。「今日はどうされましたか?」ニコっと笑っての優しい対応にホッとします。やはり、受付の印象大きいですね。病院の建物が少し老朽化していて、懐かし紙カルテが並んだ棚がみえたので、なんとなく不安な気持ちもあったのですが、受付さんの柔和な対応に、一気に不安感は払拭されました。
受付に、「当日胃カメラをご希望の方は、お申し出ください。」と書いてあったので、「今日、胃カメラ出来たらお願いします。」と申し出しました。どこにいっても、最初は診察のみで、胃カメラは予約かな。と思っていたので、もし、今日出来ればラッキー。
当院と違うところは、保険証をすぐに返却しないところぐらいかな。多分帰りに返却するシステムなんでしょう。


診察


診察は、とても穏やかな感じの初老の医師。吐き気が1ヶ月も続くこと、パリエットを服用しても軽快しないことを訴えたところ、すぐに胃カメラしましょう。ということ。念のため絶食で来て良かったです。


検査


心の準備のないまま、速攻胃カメラだったので、ドキドキする間もなく看護師さんに内視鏡室に呼ばれました。
まず、ガスコンロドロップを飲むように指示され、鼻にキシロカインビスカスをスプレー麻酔。その後、腕にブスコパンの注射をし、先生を待ちます。看護師さんの対応がとてもテキパキとしていました。すぐに先生が来られて胃カメラを鼻から挿入することに。

最初、喉の麻酔でえづき、ゲホゲホ。うー。なんだ?この喉を締め付けられる感じ。息できないぞー。これは大丈夫かあ?って涙が出てきましたが、看護師さんが優しく背中を撫でてくれて、「肩の力を抜いてね。大丈夫ですよ。」との声掛けに励まされ、すっと左鼻から楽にカメラが入り出しました。
カメラが喉を通過するところは、1番苦しくて、何度かおえっ!となりましたが、一旦カメラが入ってしまうと楽なものです。先生の質問にも答えながら、丁寧に病状を説明して頂きました。
胃はきれいだったのですが、なぜだか食道が荒れているらしく、先生も首をかしげておられました。一応組織を数か所取って頂き、生検に出すことに。結果は2週間後。しばらくは気をもみますが、なるにようにしかならない!と腹をくくって待つことにしましょうか。

会計 

そしてこれが診療費明細書です。医療事務員なのに意外に高くてびっくり。そうだよね。初診だしね。内視鏡に病理出すんだもんね。自分に納得させながらお会計を済ませました。そしてこれがその実物⇩



①内視鏡化生検法・・・これは検体の採取料、私の場合は食道の組織を一部つまんで取っていました。取るときは、お医者さんと看護師さんが連携して、「ファイバーもって」「その下とるよ」「もっと引いて」なんて声をかけあいながら、患者の私が負担にならないよう、声掛けしながら丁寧に3か所ほど取っていました。ここはかなりの技術を要するんだなあと改めて実感。310点は当然の対価ですね。

ちなみに1臓器につき310点。3臓器を限度として算定できます。

<臓器の数え方>次に掲げるものは、ア~ケをそれぞれ1臓器としてカウントします。

ア.気管支及び肺臓

イ.食道

ウ.胃及び十二指腸

エ.小腸

オ.盲腸

カ.上行結腸、横行結腸及び下行結腸

キ.S状結腸

ク.直腸

ケ.子宮体部及び子宮頸部

*上記以外の臓器もそれぞれ1臓器とします(肝臓、腎臓等)


②病理組織標本作成・・・1臓器から多数のブロック、標本等を作成した場合であっても1種類とする。(私も食道の荒れた部分の3箇所から組織を取りましたが、1臓器として算定してありました)1臓器につき860点。そしてその判断料が150点。これは一見高いようですが、医師が内視鏡の技術を駆使し、取ってきた組織を病理専門医に回してみてもらい、悪性か良性か、人生の運命を分けるような診断をしていただくのですから、当然の点数ですよね。


まとめ

              securedownload[2]

今日は貴重な体験が出来ました。いつもいるスタッフの側から患者の方へ立場を変えると医療を違った方向から見ることができます。実際に胃カメラを体験するとその算定の成り立ちにも納得がいきます。先生が紙カルテに向かってさらさらとペンを走らせながら、私に説明をしてくれて、電子カルテにはないノスタルジックな温かみを感じたのは何故なのでしょうね。

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